2009年10月13日火曜日

フアン・パリージャのフラメンコ教本


フアン・パリージャを知ってますか?
フルート奏者で、作曲家。ホアキン・コルテスの来日公演でメロディアスでフラメンコな演奏をきかせてくれた彼です。そう、ちょっとキリスト風の長髪、長身、青い目のヒターノ。っていえばわかるかな?

先だって亡くなったヘレスの名ギタリスト、パリージャ・デ・ヘレスの兄でやはりギタリストのフアン・パリージャ(ヘレスのタブラオ、ラガー・デ・ティオ・パリージャのオーナーでもありますね)の次男で、兄マヌエル・パリージャはギタリスト、弟ベルナルドはバイオリン奏者として、ともにフラメンコの第一線で活躍しているフラメンコ一家出身。
ホアキン・コルテス以外にも、踊り手ならアントニオ・カナーレス、ラファエル・アマルゴ、アドリアン・ガリア、アイーダ・ゴメス、マリア・フンカルらの作品に出演し、その作品の中の曲をつくったり編曲したり。また、歌い手ではカルメン・リナーレスやディエゴ・エル・シガーラらとも共演していますね。

その彼がフラメンコ教本を出しました。「メロディ楽器のためのフラメンコ・メソッド」というタイトルとおり、彼が演奏するフルートだけでなく、ほかのメロディ楽器でも応用できるフラメンコのメソッド。タンゴ、ソレア、ブレリア、シギリージャ、アレグリアス、タンギージョと、さまざまな曲種を、楽譜付きで解説しています。
楽器やってて、でもフラメンコは難しくて。。。といってた人にぜひ手にとってもらいたい一冊ですね。CDも付属しているので、楽器で着ない人でも彼の演奏が楽しめる!というおまけつき。
フラメンコ・ワールドのウエブではタンゴの楽譜の立ち読みもできますよん。
(ver extracto del libroというところをクリック)


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