2010年5月4日火曜日

エバ・ジェルバブエナにプレミオ・マックス

スペインの舞台芸術のアカデミー賞的存在、プレミオ・マックス
その今年度の受賞者が昨日発表されたが
エバ・ジェルバブエナが「ジュビア」で
今年度の最優秀舞踊作品賞と最優秀女性舞踊家賞の二部門で受賞。

彼女はすでに
2005年「カル・イ・カント」最優秀女性舞踊家賞、最優秀振付け賞、最優秀作品賞、
2006年「ア・クアトロ・ボセス」最優秀女性舞踊家賞
2008年「サント・イ・セーニャ」最優秀女性舞踊家賞、最優秀振付け賞、
を受賞している、この賞の常連。

ちなみに最優秀男性舞踊家賞はスペイン国立バレエ団出身のアントニオ・ナハッロが受賞。
日本では彼自身の舞踊というよりも
フィギュアスケートのランピエールにスペイン舞踊を指導したことで有名だけど
自分のカンパニーで「タンゴ・フラメンコ」などの作品を発表。
今回の受賞もマドリードで上演された「ジャジング・フラメンコ」が評価されてのこと。
ちなみにほかの二人の候補者もマヌエル・リニャン、ダニエル・ドーニャとフラメンコ系。
やっぱりスペイン、フラメンコが舞踊の主流。
あ、今回の作品賞を受賞したのはコンテンポラリーのソル・ピコ。
はい、スペイン、コンテンポラリーもがんばってます。
でも、このソル・ピコ、イスラエル・ガルバンとも共演している。
うん、コンテンポラリーでもフラメンコは無視できない存在なのだよ、スペインでは。

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