2010年8月4日水曜日

ピアノ・フラメンコ

何度か来日公演を実現させたドランテスや
ディエゴ・アマドール、
ペドロ・リカルド・ミーニョらの活躍もあって
ピアノで表現するフラメンコも
違和感なく自らの位置を確立したようだ。

ニーニャ・デ・ロス・ペイネスの甥であり、
マノロ・カラコールの娘婿アルトゥーロ・パボンが
カラコールを伴奏したのは有名な話だし、
その曲をペドロ・リカルド・ミーニョが演奏したりもしているが、
そのほかにもクラシカルで叙情的なホセ・ロメーロ、
ピアノ・フラメンコのクレイダーマン的フェリペ・カンプサーノ、
といったベテラン陣に、
ジャズ畑から斬新な感覚でフラメンコに切り込んだチャノ・ドミンゲス
そしてそれに続くように
ドランテスらの活躍があったわけですね。
と、簡単にピアノ・フラメンコの歴史をおさらい。

今では教本もあるほどに普及してきたわけですが、
クラスというと?

ピアノ弾くし、習ってみたいなぁ、
と思ってもそうそうクラスがあるわけではありませんが、
この秋、カディスでクルシージョが開催されます。

教えるのはカディス出身の、セルヒオ・モンロイ
ハビエル・ラトーレやアンドレス・マリンらの舞台などでも活躍した実力派。
今はフラメンコ系ポップの人気歌手エル・バリオのツアーに参加しています。

クラスは10月25、26、27日の三日間。
カディスの、ラ・メルセ・フラメンコセンターがその会場。
詳細はまだ発表されてませんが、どんな風に教えるのか、興味津々。

ちなみにこのセンター、フラメンコの小公演やクラスレッスンにつかわれています。

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