2010年8月17日火曜日

ヘレスのパコ

以前にお知らせしたようにパコ・デ・ルシアがヘレスで初のリサイタルを行いました。

会場の闘牛場に私が到着したのは21時過ぎ。
もう開場していたのですが、入場を待つ人がぐるっと闘牛場を取り囲む盛況。
その列にそって一回りするだけで沢山のアルティスタに会いました。
トマシート、モライート、サラ・バラス、デリクエンテス…
中に入るともっと沢山。
フェルナンド・デ・ラ・モレーナ、カプージョ・デ・ヘレス、マヌエル・バレンシア、
ヘスース・メンデス、マヌエル・モネオ、ディエゴ・デ・モラオ、ホアキン・グリロ、
ベルナルド・パリージャ、エンリケ・エル・サンボ、
といったヘレスのアルティスタはもちろん、
ニーニャ・パストーリ、ロサリオ・トレド、ダビ・パロマールら
カディスのアルティスタたち、
ファルキート、アンヘレス・ガバルドン、ルイシート・ペーニャといった
セビージャから足を伸ばした人たち、
果てはカディス県で夏休み中の元ケタマのアントニオ・カルモナも。。。
ミゲル・ポベーダもいたとか。。。

10時45分。15分遅れで始まったコンサートは
歴史的なコンサートの名にふさわしく、熱い観客の声援にパコもこたえ
今年のツアーの中でも屈指の名演だったかも。

6500人の観客の、ブレリアのパルマ
パコ! パコ!の歓声。
忘れられないコンサートです。

2 件のコメント:

  1. ヘレスの地に響き渡るパコのブレリア。そして、それに応える観客のパルマ。日本では絶対に聴くことが出来ませんね。志風さんが羨まし過ぎます。

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  2. Luziaさん コメントありがとうございます。
    歴史的なコンサートだったと思いますよ〜。ヘレスのフラメンコたちは興奮さめやらず、その後ディスコでフィエスタ三昧で朝まで、だったそうです。
    ヘレスといえば、パコが少年時代にコンクールで特別賞をもらった場所。それからほぼ半世紀。パコ本人もさぞかし感慨深かったことと思います。

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