2010年8月21日土曜日

再びパコ そしグアロのフェスティバル

ラ・ウニオン、そしてヘレスとかけまわりさすがにちょっとお疲れなワタクシ。
だったにも関わらずまたまたウエルバはアンティージャまで足をのばし
再びパコを観て来たのでありました。

アンティージャはウエルバから少し西に行ったところの海岸の町。
広い白砂の海岸で混雑もひどくなくけっこうおすすめかも。

さてコンサート。
前から決まっていた仕事で来れないファルーの代わりに従兄弟のバルージョが踊り、
第二部だった「愛のうた」を一部でやったりと、多少変更のあったプログラム。
会場は、会員制のプールやテニスコートのあるレストランバルの
プールやコートをつぶして舞台と客席をつくったという変則的なもの。
それでも1400人もの人がパコのリサイタルを満喫したのでした。

会場にはウエルバを代表するアルティスタであるアルカンヘルはもちろんのこと、
兄ペペ・デ・ルシア夫妻、
パコと長年の友達であるセビジャーナス・グループ、ロス・マリスメーニョスのフアニニ
(ファンダンゴもうまいっ! リハーサルのときにパコの伴奏でうたっておりました)
をはじめ、セビージャからもミステーラやサルバドール・グティエレスなども。
アルティスタたちが遠くからでもかけつけるフラメンコ公演なんて、
やっぱパコをおいてほかにない。

終演後、楽屋に行くと、なんとほかにもディエゴ・アマドールや
ビセンテ・アミーゴとエル・ペレ、ネグリ
レブリハーノとドランテスらも!!!

写真は久しぶりの再開をよろこびあうレブリハーノとパコ。
そういえば、この二人の録音もありましたね。

というわけで公演終了後の楽屋も楽しい雰囲気で
今にもフィエスタがはじまりそうな感じだったのでした。
ちなみに開演は11時だったので、楽屋を出たのは3時過ぎ。。。

なお、明日のアリカンテ公演は中止となりましたが
9月11日にマラガ県グアロのフェスティバルで公演だそうです。
これはフラメンコだけでなく、スペイン歌謡やポップなど
人気のあるアーティストの公演が週末行われるというもの。
同じ会場で翌週にはビセンテ・アミーゴの公演もあるそうです。
このグアロ、マルベージャから山の方へずいぶん入った、
マラガの山間の村なのですが、電気を消してろうそくをたてて
村中がとってもすてきな雰囲気になるそうな。
行ってみたくなりません?

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