2010年9月30日木曜日

カレーテ伝記 出版




マラガの踊り手、カレーテの聞き語り、
「カレーテ アル・コンパス・デ・ラ・ビダ」が出版され
その発表がビエナルの記者会見場で開催されました。

オスロでの王女様の結婚式や
カルメン・アマジャとの出会い、
といった舞台作品「ジョ・ノ・セ・ラ・エダ・ケ・テンゴ」
でもおなじみの話しをふくめ、
グラン・アントニオにこわれて踊った話、
ファルーコやラ・チュンガなどとのこぼれ話などなど、
長いフラメンコ人生での
さまざまなエピソードを語り
抱腹絶倒のその記者会見で
「フラメンコは自由」
と断言したカレーテ。
「フラメンコは心で踊るものだ」


豊富な写真で彩られたこの一冊。
フラメンコ好きにはぜひおすすめです。

しかしなんでビエナルで彼の公演がないのかな。。。

2010年9月29日水曜日

ビエナル、パストーラ・ガルバン、アップしました。

今日は日本の情報です。

スペインでもまだ公開されていないカルロス・サウラの最新作
「フラメンコ・フラメンコ」が、
日本でさきがけて公開されています。

舞台は第7回ラテンビート映画祭
東京では9月23日13時半(既に終わってます)
横浜では10月8日21時
京都では9月28日13時(既に終わってますね)
9月30日18時30分に
上映されます。

お近くの方はぜひ!

サラ・バラス、ホセ・メルセ、パコ・デ・ルシア、ジェルバブエナ、ミゲル・ポベーダなど
そうそうたるメンバーがそろってますよ!

2010年9月28日火曜日

ビエナル、エストレージャ・モレンテをアップしました

9月30日0時から
ドローレス・アグヘータが
セビージャのライブハウス、サラ・マランダルで公演します。

当初29日に予定されていたのですが
ゼネストがあるので30日0時に変更。

先日の「ムヘレス」公演にも出演した彼女。
見逃した人は
のぞいてみるのもいいかも。

2010年9月27日月曜日

マスコミの中のビエナル3/ビエナル トマティート

ビエナル、トマティート/エストレマドゥーラの夜、アップしました。

ビエナルを報道しているのはテレビやラジオだけではなく
もちろん新聞も。
地元の新聞は毎日2、3ページをついやしています。

ネットなら
ABC
DIARIO DE SEVILLA
CORREO DE ANDALUCIA
の3紙はビエナル特集ページもあります。

EL MUNDO はANDALUCIAをクリックすればビエナルのマークがでてくるはず。

評論家の意見はさまざま。
写真みるだけでもいいですね。

2010年9月26日日曜日

コルドバのコンクール/ビエナル10日目

ビエナル10日目、ラ・チョニ「グロリア・デ・ミ・マドレ」アップしました。


コルドバのコンクールの応募は6月16日からはじまりましたが
10月7日で締め切り。
カンテ、バイレ、ギターの3部門、すでに応募が100名をこえたそうです。

応募はこちら、コンクールのオフィシャルページから。
今年からコンクールの方式も大幅にかわっていますのでご注意。

予選は11月8日から13日まで観客ありの公開方式で行われます。
審査にじゅうぶんなものをみた、という審査員の判断で、
曲の途中で止めることもありだそうです。

賞に挑戦する人たちの、いわば決勝は20日から23日まで。
カンテは5分まで、舞踊は8分まで、
ギターはソロ6分、カンテ伴奏5分、舞踊伴奏8分という規定があります。
舞台での曲は長くなりがちだけど、この規定があるとだらだらしなくてよいですね。

2010年9月25日土曜日

フェルナンド・テレモートへのオマージュ/ビエナル9日目

ビエナル9日目、「アレハンドリア」アップしました。

今年、早世してしまった歌い手フェルナンド・テレモートへのオメナへ(オマージュ)、
彼に捧げるコンサートが、
10月3日、ヘレスのビジャマルタ劇場で開催されます。

第1部はフェルナンドのいとこにあたるアントニオ・エル・ピパ、
フェルナンドと「エダ・デ・オロ」などで共演したイスラエル・ガルバン、
ミゲル・ポベーダ、ディエゴ・カラスコ、アルフレド・ラゴスらが、

第2部はプラスエラとサンティアゴ、そしてアスンシオンという、
ヘレスのみっつのフラメンコ地区のフラメンコのクアドロが出演するそう。

また22日には同じくビジャマルタ劇場で
ティオ・グレゴリオ・ボリーコへのオメナへ公演も開催されるとか。

前売りはこちら

2010年9月24日金曜日

マラガのコンサート/ビエナル ドランテス

ビエナル8日目、ドランテス「シン・ムーロ」アップしました。

昨日ラファエル・ロメーロ生誕百周年のイベントについてお伝えしましたが
今日もその関連。
10月14日21時から、マラガ県庁アウディトリオで
ラファエロ・ロメーロ生誕百周年記念コンサートが開催されます。

カンテはアンドレス・ロサーノ、伴奏はパコ・ハビエル・ヒメノ.
アンドレスはマニルバ、パコ・ハビエルはエステポナとともにマラガ県の出身。
バスクの銀行、BBKが主催で、招待券はBBKでもらえます。

2010年9月23日木曜日

ハエンでラファエル・ロメーロ生誕百周年/ビエナル ファルキート

ビエナル7日目 ファルキート「ソネリア」アップしました。




10月27日、28日の両日、
今年生誕百周年を迎えた故ラファエル・ロメーロについての
会議が、その生誕県であるハエン大学で開催される。
詳細はまだアップされていないが
フラメンコ学者やゆかりの人々の講演などが行われる予定。

また彼の録音を集めた4枚のCD付きの書籍
「ラファエル・ロメーロ。カンテス・デ・エポカ」(ホセ・マヌエル・ガンボア著)も
発売予定だ。
彼のレパートリーをABC順に収録し、詳細に解説するとともに、
彼も参加した「ペリーコのアンソロジー」など、
スペインでのレコード(ビニール盤)創成期について語った一冊。



晩年日本を訪れカンテソロリサイタルを行い
そのライブ盤やビデオも発売されたが
それらのことももちろん書かれている。

2010年9月22日水曜日

マスコミの中のビエナル2/ビエナル6日目

ビエナル6日目パコ・エスコバル、アップしました。

セビージャ市のテレビ局、ヒラルダTVには
Com.Flamencoというレギュラーのフラメンコ番組があるのですが
こちらでもビエナルの話題がいっぱい。
ビエナル期間中は
Bienal x Medioという番組があって深夜12時から毎日放映中です。

現時点でウエブにアップされている番組では
開幕ガラのミゲル・ポベーダや
二日目のレブリハーノ、ルベン・オルモの公演、
三日目のメネセ、アグヘータ、ニーニョ・デ・プーラ、
四日目のヘレス、カディスの公演の様子がかいま観られます。

但し、このビデオ、公演ではなく、プレス用のフォトセッションでのもののときもあるので
本番とはちょっとちがったりもいたします。


ちなみにスペイン国営放送RTVEのテレビの方では
現在レギュラーのフラメンコ番組はなく、
ミゲル・ポベーダの開幕ガラがニュースで少し取り上げられたくらい。

ラジオでは
ヌエストロ・フラメンコ
エル・カジェホン・デル・カンテ
があるのですが。。。

2010年9月21日火曜日

マスコミの中のビエナル その1/ビエナル5ロシオ・モリーナ

ビエナル5日目ロシオ・モリーナ「石が飛ぶとき」アップしました!


折から開催中のビエナル・デ・フラメンコ
セビージャの新聞やテレビ局では特集をくんだり、スペシャル番組を放映したり。
そんなものをいくつかご紹介していきましょう。

ますはアンダルシアの放送局カナルスール。
その名もビエナル・デ・フラメンコ2010という番組を
毎週日曜の深夜12時からカナルスール2で放映中。

YouTubeに第1回の番組がアップされています。
予告編とでもいうべきもので、市長や監督へのインタビュー中心ですが
カナルスールのアーカイブからの貴重な映像も数々。

カナルスールはラジオの方でもビエナル特集をくみ、
公演の生中継も!
18日の「ヘレス、ラ・ウーバ・イ・カンテ」(ロペ・デ・ベガ劇場)に続き
25日23時30分からは「エストレマドゥーラの夜」
10月1日23時30分から「ネグロ、コモ・ラ・エンドリナ」をオテル・トリアーナから
10月8日23時からはセントラル劇場から「アン・カ・パウラ」を中継予定。
インターネットでも聴けるはずです。
日本にいながらしてビエナルを楽しむことも可能というわけ。



また現在はインターネット限定のフラメンコ番組、Flamenkoでも
公演前日のアーティストのインタビューや公演の模様などの
短いビデオを観ることができます。

2010年9月20日月曜日

ジェルバブエナ カディス公演/ビエナル4日目

ビエナル4日目、ヘレスからカディスをアップしました。
ヘレスのコンパスはやっぱ気持ちいい!


そのビエナルで新作「クアンド・ジョ・エラ」を初演予定のエバ・ジェルバブエナ。
今回はダンサー3人、カンテ3人、ギター2、パーカッション2と小さめの編成での作品。
さてどんな作品になるのでしょうか。。。


去年、ヘレスのフェスティバルで初演した前作「ジュビア」も
10月12日、13日とシンガポールで公演し、
その後もスペイン各地で公演予定。

10月22日にはカディスのファリャ大劇場で開演22時。入場料は9〜21ユーロ

10月29日からはマドリード郊外の町のフェスティバルとして
29日21時からはヘタフェのガルシア・ロルカ劇場
30日20時はレガネスのホセ・モレオン劇場
31日19時半にはアルコルコンのブエロ・バジェーホ劇場。入場料は8〜12ユーロ。

カディスとアルコルコンの前売りはこちら

2010年9月19日日曜日

フラメンコ・コミック ヘルンディーノ/ビエナル3日目

アップしました!


若い世代がフラメンコに親しむきっかけになれば、と
フェルナンド・ゴンサレス・カバジョスが企画、製作した
フラメンコ・コミック「ヘルンディーノ」が明日、発売。
セビージャで日刊紙ABCを買えば、新聞代にプラス2.5ユーロで購入できる。

フェルナンドはエル・パイスのフラメンコ批評家をへて
パケーラ来日のドキュメンタリー映画の監督をつとめた人。
絵柄の好みが日本とはちがうが、コミックを通じてフラメンコの世界と歴史を
えがいていこうという試みは面白い。
なお全6巻は毎週日曜日に発売。2巻以降は2.95ユーロとなる。

2010年9月18日土曜日

バルセロナでベレン・マジャ&オルガ・ペリセ

ビエナル2日目ルベン・オルモ、アップしました!


今年のヘレスのフェスティバルでも上演され好評だった
ベレン・マジャとオルガ・ペリセによる
「バイレス・アレグレス・パラ・ペルソナス・トゥリステス」
が、バルセロナのメルカ・デ・ラス・フロールス
10月9日、10日1の両日上演されます。

なお9日土曜の公演は21時から、10日日曜は19時から。
入場料は10ユーロ!
前売りはこちらから

なおこの劇場、スペインの現代舞踊のメッカとでもいうべきところで
さまざまな公演が行われていますが、
毎年1度はフラメンコ公演も開催されています。

2010年9月17日金曜日

アンダルシア・フラメンコ振興公社移転



アンダルシア・フラメンコ振興公社とでもいうべき
アヘンシア・アンダルーサ・パラ・デサロジョ・デ・フラメンコが移転しました。
フラメンコの振興のため、CDや本をだしたり、イベントを開催、
また公演や研究などの補助金を管理している公社はこれまで
マリア・ルイサ公園裏に事務所をかまえていたのですが、
この9月からはサンタ・クルス街のカサ・デ・ムリージョに移転しました。
カサ・デ・ムリージョは昔、博物館だったところで
タブラオ“ロス・ガジョス”のすぐそばの、サンタ・テレサ通りにあります。

1階にはフラメンコのCDや本、またクラシック音楽や美術など、
文化関係の書籍やCDなどもあつかっているショップと
展覧会などが開かれる小さなホールがあり
ホールでは現在、ニーニャ・デ・ロス・ペイネスに関する展覧会が開催中です。
写真やSPレコード、ちらしなどのほか、遺族からゆずりうけたという、
パストーラ自ら縫い上げたというベージュのバタ・デ・コーラが展示されています。
このバタ・デ・コーラの美しいこと!
またその大きさから彼女が、意外と?小柄だったこともわかります。

ビエナルでセビージャにおこしの際はぜひ訪れてみてください。

なお、この移転発表の記者会見が開かれた13日の夜には、
振興公社の制作部門が移転したサンタ・ルシア通りの元教会で
移転記念のホセ・メルセのリサイタルが開催。
マノロ・サンルーカル、セラニート、フォスフォリート、カルメン・リナーレス、
ナノ・デ・ヘレス、マリアナ・コルネホ、カルメン・デ・ハラ、ダビ・モラーレス、
エスペランサ・フェルナンデス、イサベル・バジョン、ロシオ・モリーナ、
ホセ・アントニオ・ロドリゲスらも顔をみせました。
このサンタ・ルシア通りのホールは
舞踊団などの練習場、またイベントなどの会場としても使われるそうです。

メルセのリサイタルは音響があまりよくなく
途中からはマイクなしで歌いましたが
マラゲーニャス、アレグリアス、ソレアレス、ブレリアス、シギリージャスと
お得意の曲目をモライートの伴奏できっちりこなし
盛んな拍手をうけていました。

2010年9月16日木曜日

イスラエル・ガルバン マドリード公演

イスラエル・ガルバンがマドリードのラ・アバディア劇場で公演する。

9月16日、17日は「エダ・デ・オロ」
18日、19日は「ソロ」
開演はいずれも20時30分。

「エダ・デ・オロ」は、
ダビ・ラゴスのカンテとアルフレド・ラゴスのギターとの三人舞台。
フラメンコのさまざまな曲があらわれてはきえていく万華鏡のような
イスラエルの代表作。
「ソロ」はカンテもギターもなにもない、まったくの独り舞台。

入場券は24ユーロ。
ふたつの演目をみて36ユーロという割引券もあるとか。
マドリにいるなら見逃せない舞台だ。

前売りはこちら

2010年9月15日水曜日

いよいよビエナル!


いよいよビエナル開幕!
写真(チャロ・コラレス/ビエナル提供)は
14日の記者会見でのミゲル・ポベーダ。
アンダルシア政府文化長官、セビージャ市長、セビージャ市文化長官とともに
壇上にあがった彼。
明日の初演を前に、
「(亡くなった)カラコールもマイレーナもアフィシオナードや歌い手たちが聴いたり、ビデオを観たりするとき、彼らは“生きて”いる。歌い手たちは歴史を知ることで未来へと進む」
と語るミゲル。
出演はミゲルのほかに、
カルメン・グリロ、ダビ・エル・ガジ、インマ・リベロ、
フアン・ホセ・アマドール(息子)、マラ・レイ、ミゲル・ラビ、
パコ・エル・トリニ、サンドラ・カラスコがカンテで、
モライート、アルフレド・ラゴス、ヘスース・ゲレロ、チクエロがギター、
バイレにはミゲルの片腕としてこの作品をつくりあげたラファエル・エステベス、
アントニオ・ルス、ナニ・パーニョス、ラウラ・ロサレン、
パーカッションのパキート・ゴンサレス、
パルマにカルロス・グリロとルイス・カンタローテ、
そしてアンダルシア青少年オーケストラ。

フラメンコだけでなく、アルベニスの「マラガ」などもあるそうな。

さて明日からはビエナル情報はこちら、
志風恭子のビエナル2010でお伝えし、
こちらのページではそのほかのフラメンコ情報をお伝えしていきます。

更新はこちらのページでもお伝えしますので、ともにご愛読くださいませ。

ヘレスのフェスティバルのクルシージョ

来年第15回を迎えるヘレスのフェスティバル
このブログでもお話しした通り
そのクルシージョの申し込みがはじまって2週間、
すでに延べ758人が申し込み、定員の7割に達しています。

満員になったクラスは
前期が
マヌエル・リニャン、アンヘリータ・ゴメス、メルセデス・ルイス、
オルガ・ペリセ、ホアキン・グリロ、マルコ・フローレス、
マヌエル・ベタンソス、
後期が
マリア・ホセ・フランコ、アンヘル・ムニョス、ラファエラ・カラスコ、
ピラール・オガージャ、アンドレス・ペーニャ、ブランカ・デル・レイ、
ラ・チキ、ラファエラ・カラスコ、イサベル・バジョン、
マリア・デル・モレーノ

まだ申し込み可能なのが
前期
インマクラーダ・アギラール、マティルデ・コラル、ハビエル・ラトーレ、
レオノール・レアル、カルメン・アコスタ、メルチェ・エスメラルダ、
アナ・マリア・ロペス、マヌエラ・カルピオ、ベレン・マジャ、
マリア・ホセ・レオン
後期
アンヘリータ・ゴメス、マティルデ・コラル、ハビエル・ラトーレ、
フアン・パッラ、フアン・アントニオ・テヘーロ、アントニオ・エル・ピパ、
アリシア・マルケス、マノロ・マリン

マティルデ・コラルやベレン・マジャのバタのクラスは経験者のみです。
申し込み詳細はこちらにも書きましたが
こちらのページから。

2010年9月14日火曜日

フラメンコとワインのテイスティング

ビエナルにちなんで、セビージャ市内のレストランで
カタス・コン・サレーロ、フラメンコ&ビノ
となうった催しが開催されます。

これはカディス県サンルーカルのバルバディージョ社の5つのタイプのワインを
テイスティングしながら、タパ/夕食とフラメンコを楽しもうという試み。

ソムリエの説明につづいて、バイレとカンテが楽しめるという
欲張りなものです。

フレッシュな芳香の白ワイン、バルバディージョとして親しまれている
カスティージョ・デ・サン・ディエゴにはソレア。

ドライシェリーであるマンサニージャにはアレグリアス。

アモンティジャードという香りの高いシェリーにはファンダンゴス。

紹興酒にもにた味わいのオロロソにはシギリージャス。

最後のデザートワイン、甘いペドロ・ヒメネスにはタンゴス。

といった具合です。

フラメンコのグループは日本でも小松原舞踊団への伴唱でもおなじみの
ナタリア・マリンのカンテに、ビクトル・ブラボのバイレ、
ギターはアルバロ・ゴメスにオスカル・エル・パティージャ、
そしてバイオリンのホアキン・カルデロン。

お昼の5皿のタパに5杯のワイン+フラメンコは
ビエナル期間中の毎週土曜、
9月18日、25日、10月2日の13時30分から
ロペ・デ・ベガ劇場のむかいにあるレストラン、ラ・ラサ


夜のお料理5皿、5杯のワイン+フラメンコは
9月16日22時 レストラン プエルト・デリシア
9月22日21時半 ホテル・グラン・メリア・コロン
9月23日21時半 ホテル・グラン・メリア・コロン
9月28日22時 レストラン プエルト・デリシア
9月30日23時 レストラン ラ・ラサ
10月1日21時半 ホテル・アルフォンソXII
10月8日21時半 ホテル・グラン・メリア・コロン
10月9日22時 レストラン ラ・ラサ
10月10日22時 レストラン プエルト・デリシア

気になるお値段は昼が40ユーロ、夜が60ユーロとか。

プエルト・デリシアは、セビージャの港にあるモダンなレストラン、
グラン・メリア・コロンとアルフォンソ13世ホテルはセビージャが誇る、
五つ星レストラン。
タブラオよりもちょっと豪華なフラメンコディナーを、
アンダルシアのワインとともに楽しみたい人におすすめです。

2010年9月13日月曜日

セビージャはビエナル色に

水曜日からいよいよビエナル。

金曜日、FNAC(CD、DVD、本、オーディオ、パソコンなどの仏系総合ショップ)にいくと
こども向けのコンパス教室をやっていました。
これもビエナルと提携したイベント

外にでると路面電車がやはりビエナルバージョンに


今年のビエナルのポスターを共同制作したグラフィティペインターたちが描いたもの。

水曜日、闘牛場での開幕公演、楽しみです!

2010年9月12日日曜日

ラテングラミー、フラメンコ部門のノミネート

ラテングラミー賞のフラメンコ部門のノミネートが発表されました。

リヨン生まれのフランス人ギタリスト、フアン・カルモナの
「エル・センティード・デル・アルテ」
スペインきっての人気フラメンコ歌手、ホセ・メルセの
「ルイード」
現代フラメンコを代表するエンリケ・モレンテのライブ録音を集めた
「モレンテ・フラメンコ」
サラ・バラスやパコ・デ・ルシアとの共演でも知られるニーニョ・ホセーレの
「エスパニョーラ」
トマティートがオーケストラと共演した
「ソナンタ・スイテ」

ギターソロ3枚、カンテ2枚。
さて、この中から栄冠に輝くのは?

2010年9月11日土曜日

ヘラルド・ヌーニェスが上海万博で公演

上海万博マドリード館
ヘラルド・ヌーニェス、カルメン・コルテス夫妻が出演します。

9月17、18、19日の三日間、
17日は17時45分から、18、19日は19時からの公演。

これまでも上海万博では
5月にスペイン国立バレエ団、
7月のスペインマドリード週間でマドリード、タブラオ・カサ・パタスのグループ、
8月のスペイン館のアンダルシア週間でエル・フンコ夫妻や
スペインでーでヌエボ・バレエ・エスパニョール舞踊団などが公演しています。

ここ数年、フラメンコ公演が増加中の中国、
北京にはスペイン人が指導するフラメンコ教室、北京フラメンコセンターもあるそうな。
そういえば、ヘレスのフラメンコ・フェスティバルでも
日本人、台湾人とともに、中国人もちらほら参加しているとききます。
中国も日本のようなフラメンコ・ブームが訪れる日がくるのかもしれませんね。

2010年9月10日金曜日

第2回シクロ・カタルーニャ・アルテ・フラメンコ

シクロとはサイクル。
スペイン語ではひとつのテーマに基づいて行われる複数の公演のことをこうよびます。
いわば公演シリーズ、です。

例えばアンダルシア各地で行われる「フラメンコ・ビエネ・デル・スール」や
セビージャのカハソルで毎週木曜日行われる「フエベス・フラメンコス」などがそうですね。

アンダルシアから遠く離れたカタルーニャでもフラメンコのシクロが開催されます。
カタルーニャ各地で、一流のアーティストたちが公演。
マイテ・マルティン、カニサーレスのようなカタルーニャ出身のアルティスタたちだけではありません。

予定は以下の通りです。
9/24(金)21時
[出]〈c〉エンリケ・モレンテ
[場]バルセロナ リセウ劇場
[問]http://www.liceubarcelona.cat/

10/15(金)21時
[出]〈c〉エスペランサ・フェルナンデス
[場]バダローナ ソリージャ劇場
[問]http://www.teatrezorrilla.cat/

10/30(土)21時
[出]〈c〉ホセ・メルセ
[場]サンタ・コロマ・デ・グラマネ サガラ劇場
[問]http://www.teatresagarra.cat/

11/13(土)21時
[出]〈g〉カニサーレス
[場]オスピタレ・デ・ジョブレガ ホベントゥ劇場
[問]http://www.l-h.cat/teatrejoventut

11/25(木)21時
[出]〈b〉ファルキート
[場]バルセロナ ムシカル劇場
[問]http://www.farruquito.net


11/27(土)21時
[出]〈g〉パコ・デ・ルシア
[場]ジローナ アウディトリ
[問]http://www.auditorigirona.org/


12/9(木)21時
[出]〈b〉アントニオ・カナーレス、アマドール・ロハス
[場]ジローナ アウディトリ
[問]http://www.auditorigirona.org/


12/10(金)21時
[出]〈b〉アントニオ・カナーレス、アマドール・ロハス
[場]サンタ・コロマ・デ・グラマネ サガラ劇場
[問]http://www.teatresagarra.cat/

12/11(土)21時30分
[出]〈c〉マイテ・マルティン
[場]マンレサ クルサル劇場
[問]http://www.kursaal.cat/

12/12(日)19時
[出]〈b〉アントニオ・カナーレス、アマドール・ロハス
[場]グラノジェス アウディトリ劇場
[問]http://www.teatreauditoridegranollers.cat

12/19(日)19時「エセンシアル」
[出]〈b〉ファルキート
[場]ジェイダ ジョジャ劇場
[問]http://www.teatredelallotja.cat  http://www.farruquito.net

2010年9月9日木曜日

ビエナルの日本人公演

以前のブログ
9月10日の「+ホーベン +フラメンコス」
(マス・ホーベン、マス・フラメンコと読みます。より若く、よりフラメンコ、って意味)
公演にセビージャのペーニャ協会のコンクールで準優勝した徳永健太郎君が出場予定と
お伝えしたのですが、現在日本に帰国中で10月まで帰ってこない、ということで
出演者がアントニオ・デル・ガストールに変更となりました。残念!
パラレル、並行公演とはいえ、ビエナルに参加して
多くの人に聴いてもらえるチャンスだと思ったのですが。。。


なお今回のビエナルには88年以来22年振りで
小松原庸子スペイン舞踊団が参加します。
今年の1月に日本で上演され、たいへん好評だった「HIBIKI 西と東」
ビエナルのオフィシャルウエブにもビデオがアップされています。
ドランテスのグループやクリージョ、エル・フンコ、
フアン・ホセ・アマドールといった本場のフラメンコたちと
石井智子、南風野香、平富恵、井上圭子ら日本のフラメンコたち、
そして世界を舞台に活躍し、和太鼓の第一人者、林英哲。
日本で見逃した人もぜひセビージャ、ビエナルで!

なおビエナル、すでに22公演が売り切れ。
来西予定の方はインターネットで前売りを買うのをお忘れなく。

2010年9月8日水曜日

ビエナル 展覧会「忘れがたき人々」

世界最大のフラメンコ・フェスティバル、ビエナル。
本公演は9月15日、闘牛場でのコンサートで開始となるが、
サブ公演やその他の催しはすでにスタート。

9月7日、アルカサルでパコ・サンチェスの写真展、
「インオルビダブレ(忘れがたき人々)」のオープニング。
写真は左から一人おいてビエナル監督、アンダルシア研究所所長、セビージャ市長、
そしてパコ・サンチェスです。




パコ・サンチェスは1946年セビージャ県ドス・エルマナス生まれ。
ロック番組などのパーソナリティーをへて、アンダルシアのカナルスールラジオに入社。
フラメンコ・ラジオの一員として、また写真家として、二足のわらじで活躍中。
パセオ本誌にも何度かその写真を掲載しています。

今回の写真展はタイトル通り、忘れがたい、亡くなったアルティスタたちの肖像。
ライブでのもの、楽屋でのショットなど30点。
アントニオ・マイレーナ、ピリニャーカから
今年亡くなったフェルナンド・テレモートやルイス・カバジェーロまで。
よりすぐりのフラメンコたちの顔をみているとその声がきこえてきそうです。
今回は歌い手に限定されていますが、踊り手やギタリストたちのもみてみたい。。。

なお写真展はアルカサル内ですが、通常の入り口ではなく
普通の観光の出口であるパティオ・デ・バンデラから入ってすぐを上にあがったホールでの開催です。
10月2日までで、10時から17時まで。
写真展だけなら入場無料なのでビエナル観覧におこしの折にはぜひ寄ってみてください。

半分以上は私もライブをみている人たち。。。

2010年9月7日火曜日

マドリード劇場のフラメンコ

先日、マドリードの9月のフラメンコ公演について書きましたが
まだまだほかにもありました。
会場はいずれもマドリード北部の新市街、
ショッピングセンターの隣にあるマドリード劇場です。
去年、小松原庸子スペイン舞踊団が公演を行ったところで
すり鉢型の劇場。
昔からバレエ公演なども多く行われており、
フラメンコでも、アントニオ・カナーレス「トレロ」などもここで上演されていたものです。

「イ・シン・エンバルゴ…テ・キエロ」

9/16(木)〜18(土)20時30分、19(日)19時
[出]〈b〉アルテXXI舞踊団
[料]10〜18ユーロ

この舞踊団を率いるのはアンヘル・ロドリゲス。
1988年アルカラ・デ・エナレス生まれというからまだ22歳。
ホセ・ウエルタ舞踊団をへて、スペイン国立バレエ団のアトリエに学び、
このマドリード劇場の第9回ダンスマラソンでオリジナル作品で優勝。
今回はクラシコエスパニョールからフラメンコまでを披露するそう。
ゲストでスペイン国立バレエ団第一舞踊手のエステル・フラードらが出演。


「第2回サングレ・ヌエバ、ホベネス・フラメンコス」

9/22(水)20時30分
[出]〈piano〉ラウラ・デ・ロス・アンヘレス、〈c〉トニ・フェルナンデス、〈b〉アスンシオン・マルトス
9/23(木)20時30分
[出]〈g〉ヘスーレ・ロサーダ、〈c〉インマ・ラ・カルボネーラ、〈b〉アナ・モラーレス
9/24(金)20時30分
[出]〈g〉パコ・エレディア、〈c〉モンセ・コルテス、〈b〉ジョランダ・コルテス
9/25(土)20時30分
[出]〈g〉ホセ・デ・ルシア、〈c〉アリシア・ヒル、〈b〉セレネ・ムニョス
9/26(日)19時
[出]〈g〉カロリネ・プランテ、〈c〉エル・ファロ、〈b〉マリアノ・クルセータ
[料]14〜24ユーロ

かつてシンガーソングライターとして活躍、
後、ニーニャ・パストーリを世におくりだすなど
プロデューサーとしての才能も発揮したパコ・オルテガが
監督、プロデュースするコンサートシリーズ。
昨年はエスパニョール劇場で行ったこの催し、今年も会場をかえて実施する。
若きフラメンコとなうつように、若い、まだあまり知られていない才能が大多数だが
モンセ・コルテスやファロ、マリアノ・クルセータなどの中堅も出演。
ちなみにホセ・デ・ルシアはペペ・デ・ルシアの息子。


「フラメンコ×3」
10/27(水)〜30(土)20時30分、31(日)19時
[出]〈b〉ロサリオ・カストロ、リカルド・カストロ、ホセ・ロメーロほか

志摩のスペイン村オープニングのとき、タブラオのショーの振付けをしたロサリオが兄リカルドと登場。このマドリード劇場で毎年公演をしている。


「エル・コラソン・デ・ピエドラ・ベルデ」
11/26(金)、27(土)20時30分、28(日)19時、11/30(火)〜12/4(土)20時30分、12/5(日)19時、12/5(火)、6(水)20時30分
[出]〈b〉スペイン国立バレエ団

国立バレエ団監督のホセ・アントニオ振付けの大作。一昨年の初演以来の?再演。新大陸を舞台にした大作。装置が素晴らしい。複雑な物語は舞踊劇の素材としてはどうなんだろう。


というわけで、その気になればセビージャのビエナルにまけないくらい
たくさんの公演をみることができるマドリードなのでありました。

あ、9/17(金)にはサラ・ガリレオ・ガリレイ
解散したソン・デ・ラ・フロンテーラのギタリスト、
パコ・デ・アンパーロの新グループ、
ソナイレス・デ・ラ・フロンテーラの新譜「モロネアンド」の
発表コンサートもありますよん。

うーん、探せばまだまだでてきそう。。。さすがに首都は奥が深い。

2010年9月6日月曜日

第1回フラメンコ短編映画祭

9月3日から5日までマドリードのサラ・ベルランガで開催された
第1回フラメンコ短編映画祭
カルロス・サウラ監督の新作「フラメンコ・フラメンコ」の予告編や
その予告編を監督したパコ・ミジャンの「アラウンド・フラメンコ」
(日本のフラメンコも登場する、世界のフラメンコを追った作品)や
クリスティーナ・オヨスの伝記テレビドラマ、
スイスやスペインの短編映画の上映もあったがメインはコンクール。

スペイン全国のみならず、アルゼンチン、アメリカ、メキシコ、キューバ、ベネズエラ、
イタリア、ドイツ、フランスなどから応募のあった26作品が、二日にわたって上映され
その中から第1位に選ばれたのはヘスース・プルポンの
「シンドロメ・デ・ピエス・イ・マノス(足と手症候群)」。
フラメンコの名マネージャー/プロデューサーを父にもちマドリードで映画製作を学び、
前述のカルロス・サウラの映画の現場でも働いたというサラブレッド。
パストーラ・ガルバンやディエゴ・カラスコ、ミゲル・ポベーダら豪華な出演者もさることながら、しっかりしたつくりと意表をついた展開が評価されたものだろう。
2位はシャルル・オルセンの「ラ・ダンサ・デ・ロス・ピンセレス(絵筆の舞踊)」。
3位は踊り手マリアーノ・クルセータ「インベルナデロ(温室)」


参加者の出身国も、撮影場所も世界中に渡ることで
改めてフラメンコがユニバーサルなアートであることが証明されたのではないだろうか。
さて来年は日本からの参加も?

2010年9月5日日曜日

グラナダ大学のフラメンコ講座

9月20日から24日までグラナダ大学でフラメンコ講座が開講。
フラメンコの曲種を知るためのもので、
1日目はタンゴとブレリア、2日目はファンダンゴ系、
3日目はアレグリアス、4日目はシギリージャ、5日目はソレア、と、
フラメンコの曲種について解説。
グラナダ大学の教授とともに
グラナダ出身のカンタオール、フアン・ピニージャが講師として参加。

30時間にわたる、いわばフラメンコ入門の講座。
世界各国からの留学生も多いグラナダ大学、
学生たちがフラメンコを楽しむ足がかりとなるかも。

2010年9月3日金曜日

マドリのフラメンコ公演

芸術の秋。セビージャのビエナルにまけじと?
マドリードでもフラメンコ公演がいくつか。

カナル劇場ではアイーダ・ゴメス舞踊団「カルメン」が公演中。
9月11日までで開演は20時土曜は19時と22時の2回公演、日曜は19時の開演で月火は休演。入場料は20〜30ユーロ。前売りはこちらから.
日本で初演されたこの「カルメン」、ホセ・アントニオ・ロドリゲスの音楽も魅力。


ムーニョス・セカ劇場ではマドリード・フラメンコ舞踊団
「エスパーニャ・バイラ・フラメンコ」を公演中。
第1部はアルベニスなどのクラシコ・エスパニョール中心で第2部がフラメンコ。
振付けは映画「バルセロナ物語」のヒロイン、サラ・レサーナ。
9月19日までの毎日19時と21時の2回公演で、日曜は19時のみ、月曜休演。
入場券は30ユーロ。前売りはこちらで。


また、9月18、19日、25、26日と二つの週末に
プラディージョ劇場では「フラメンコ・キッズ」が公演。

こども向けということもあって土曜日は17時、日曜日は12時半の開演で
入場料は8ユーロ。
ギタリスト、ホセ・ルイス・モントンの子供向けのフラメンコCDの舞台化で
アナ・サラサール、エル・ピティらが出演。
2歳から9歳のこどもにも楽しめる内容となっている。
こちらはビエナルでも公演予定。

2010年9月2日木曜日

ヘレスのフェスティバルのクルシージョ申し込み受付開始!

 ヘレスのフェスティバルのクルシージョの申し込みが開始された。
人気クラスはすぐ満員になってしまうので早めの申し込みが吉!



◆2011年 へレスのフェスティバルのクルシージョ
▼舞踊
2/26(土)~3/4(月)
午前10時~11時50分
インマクラーダ・アギラール「シギリージャの舞踊のテクニック」基礎
アンヘリータ・ゴメス「へレスのブレリアのテクニック」基礎
午前10時~12時20分
マティルデ・コラル「バタ・デ・コーラとマントンのアレグリアス」中級(バタとマントンの経験者のみ)
マヌエル・リニャン「ティエントスの技術とスタイル」中級
メルセデス・ルイス「カーニャの技術とスタイル」中級
ハビエル・ラトーレ「グアヒーラの振付けと技術のアトリエ」上級/プロ
昼13時~14時50分
レオノール・レアル「タンゴス舞踊入門」入門
カルメン・アコスタ(マティルデ・コラル舞踊学校)「バタ・デ・コーラでのアレグリアスの舞踊の技術」基礎
オルガ・ペリセ「ソレアの舞踊の技術」基礎
昼13時~15時20分
インマクラーダ・アギラール「タラントスの舞踊の技術とスタイル」中級
メルチェ・エスメラルダ「バンベーラスの技術とスタイル」中級
アナ・マリア・ロペス「ヘレスのブレリアの技術とスタイル」中級
午後 16時~17時50分
マヌエラ・カルピオ「ソレアの舞踊入門」入門
マルコス・フローレス「ブレリアスの舞踊の技術」基礎
マリア・ホセ・レオン「タンゴスの技術」基礎
午後16時~18時20分
ホアキン・グリロ「ソレアの舞踊の技術とスタイル」中級
ベレン.マジャ「バタ・デ・コーラとアバニコのカラコーレスの技術とスタイル」中級(バタ・デ・コーラの経験者のみ)
マヌエル・ベタンソス「ファルーカの振付けと技術のアトリエ1」中級

3/6(日)~3/12(土)
午前10時~11時50分
マリア・ホセ・フランコ「タンゴスの舞踊の技術」基礎
アンヘル・ムニョス「ソレアの舞踊の技術」基礎
午前 10時~12時20分
マティルデ・コラル「バタ・デ・コーラの技術とスタイル。」中級(バタ・デ・コーラの経験者のみ)
アンヘリータ・ゴメス「ヘレスのブレリアの技術とスタイル」中級
ラファエラ・カラスコ「セラーナの技術とスタイル」中級
ハビエル・ラトーレ「ソレアの振付けと技術のアトリエ2」上級・プロ
昼13時~14時50分
ピラール・オガージャ「アレグリアスの舞踊の入門」入門
フアン・パッラ「カラコーレスの舞踊の技術」基礎
ラ・チキ「ヘレスのブレリアスの技術」基礎
昼  13時~15時20分
アンドレス・ペーニャ「シギリージャスの舞踊の技術とスタイル」中級
ブランカ・デル・レイ「マントンのソレアの技術とスタイル」中級(マントンの経験者のみ)
ラファエラ・カラスコ「セラーナスの技術とスタイル」中級
午後 16時~17時50分
フアン・アントニオ・テヘロ「ヘレスのブレリア入門」入門
アリシア・マルケス「バタ・デ・コーラのソレアの舞踊の技術」基礎
マリア・デル・マル・モレーノ「シギリージャスの舞踊の技術」基礎
午後16時~18時20分
アントニオ・エル・ピパ「タンゴスの舞踊の技術とスタイル」中級
イサベル・バジョン「ガロティンの技術とスタイル」中級
マノロ・マリン「フラメンコのさまざまな曲種のテクニック」中級

*舞踊各クラス共通インフォメーション
▽料金
入門/基礎 300ユーロ 中級/上級340ユーロ シニア入門/275ユーロ
※    同じ週に2つ以上のクラスを受講の場合、レベルの低い方のクラスが20パーセント引き
▽ レベル
・イニシアシオン(入門):フラメンコの素養がない初心者 定員25名 7日間計12時間(1日1時間50分、5分の休憩含む)
・バシコ(基礎):選んだ曲種についての基礎的な知識をもつ初級 定員25名 7日間計12時間(1日1時間50分、5分の休憩含む)
・メディオ(中級): その様式の技術を向上させ振付けを学ぶ中上級定員25名 7日間計15時間(1日2時間20分、5分の休憩含む)
以下のレベルはじゅうぶんな技術を持った上級者のみ参加可能。
ペルフェクショナミエント(向上):振付とその様式での表現を学ぶプロフェッショナル・レベル/上級 スペインでのレベルは国外のそれよりも高い。定員25名 7日間計15時間(1日2時間20分、5分の休憩含む)
・    ハビエル・ラトーレの振付けと技術のタジェール;中上級。各タジェールで振り付けをし、最終日にはサラ・コンパニアで観客の前で公演する。公演の参加はそれぞれの意思で決定。定員20名(1日5分の休憩含む)
▽その他
・クルシージョ受講期間中のビジャマルタ劇場公演の入場券は講習料金に含まれる。
(前期、後期通じて受けた場合でも中日、3/6の入場券は含まれないので注意)
・    すべてのクラスはスペイン語で行われる。
・   
◆    シニアのための特別入門クラス
2/26(土)〜3/4(金)
10時〜11時30分
マリア・ホセ・レオン・ソト「カディスのアレグリアス入門」入門
16時〜17時0分
イレーネ・カラスコ「ヘレスのブレリア入門」入門
3/6(日)〜3/12(土)
10時〜11時30分
イレーネ・カラスコ「タンゴスの舞踊入門」入門 
16時〜17時0分
マヌエラ・カルピオ「ヘレスのブレリア入門」入門
▽各クラス共通 7日間計10時間30分

▼    コンパスとパルマ
2/28(月)〜4(金)
上級13時〜14時30分 ダビ・エル・ガンバ
基礎16時〜17時30分 ヘロニモ・ウトリージャ
3/7(月)〜11(金)
基礎13時〜14時30分 ダビ・エル・ガンバ
上級16時〜17時30分 ヘロニモ・ウトリージャ

▽レベル
対象は舞踊練習生および一般のフラメンコファン
基礎 フラメンコのリズム入門。基礎的な曲種のパルマとコンパスを学ぶ
中級 あらゆる曲種のコンパスとパルマ、レマーテ(しめ)、コントラティエンポ(裏うち)を学ぶ
フェスティバル公演の入場券は含まない
▽そのほか
各コース1時間半×5日計7時間半 料金100ユーロ 定員20名 


▽問い合わせ
Festival de Jerez/Area Formativa
Fundacion Teatro Villamarta
住所 Plaza Romero Martinez, s/n.11402 Jerez(Spain)
電話 34−956−149685
FAX 34−956−149059
メール festivaldejerez@teatrovillamarta.es
ウエブ www.festivaldejerez.es
▽申込
振込のコピー(もしくはクレジットカード/ビサかマスター/番号を添えて上記までFAXまたはメールで申込書(ウエブにある)を送る。9月1日より受付。申込書は一クラスにつき一枚作成のこと。また受講確認後証明写真を送付のこと。
なおキャンセルは受け付けず返金もしない。またフェスティバルはいかなる代理店とも契約を結んでいないので、直接の申し込み以外のものの責任はフェスティバル事務局にない

ビエナル開幕公演の入場券

以前お知らせしたビエナル開幕公演の入場券ですが
インターネット販売分は前売り初日の今日で売り切れになりました。

ただし、劇場窓口、フナックにはまだ残っているので
こちらで購入できます。

購入はロペ・デ・ベガ劇場(11〜14時、18〜21時。4、5日休み)
         マエストランサ劇場(10〜14時、17時半〜20時半、4、5日休み)
   FNAC(カテドラル前。10〜21時30分)
 


うーんさすが今をときめくポベーダ。

今年のビエナルはすでに15公演以上が売り切れ。
不況とはいえ、フラメンコ人気は根強いです。

2010年9月1日水曜日

フランシスコ・ベラスコ、バジャドリードで公演

かつてスペイン国立バレエ団の第一舞踊手として
「メデア」のイアソンなど多くの舞台で主役を踊ったフランシスコ・ベラスコ。
セビージャ生まれで、マティルデ・コラルらに師事した彼は
国立バレエ団退団後、2997年自身の舞踊団を結成。

その彼の舞踊団がバジャドリードのソリージャ劇場で
9月3、4日の両日、公演を行う。
タイトルは「フラメンコ・ロホ・パシオン」
かつてホアキン・コルテスの「ジプシー・パシオン」や国立バレエ団で活躍した、
地元バジャドリード出身のマイテ・バホをゲストに迎え、
フラメンコから、
聖週間にインスパイアされたホセ・アントニオの作品「カチョロ」の一場面、
スペイン舞踊など盛りだくさんな内容。
開演はいずれも20時30分からで、入場料は25〜35ユーロ。