2013年6月30日日曜日

マティルデ・コラル広場

トリアーナのカスティージャ通りをウエルバ方向へ。
ピンソン通りとアルバラド通りの間にある、
高齢者デーセンターの前の広場が
マティルデ・コラル広場となる、と
6月26日
セビージャ市議会で決定された。


チャピーナとよばれるこの近くで
マティルデは生まれ育った。
そして今はプレサ通りに住み、
カスティージャ通りにアカデミアをもつ。
トリアーナを代表するアルティスタとして
長年活躍してきた彼女になによりの
プレミオだろう。




2013年6月29日土曜日

ベラーノ・デ・ラ・ビジャ2013


マドリードの夏はベラーノ・デ・ラ・ビジャ
バケーションで人も少なくなった暑い町で
たくさんのコンサートが開催されます。
フラメンコ公演も定番のひとつ。
シルコ・プリセとサバティーニ庭園で公演があります。

個人的には9日の
カルメン・アマジャ没後50周年記念公演に興味津々。


ベラーノ・デ・ラ・ビジャ(フラメンコ関係公演のみ)
7/3(水)21時30分[出]〈cディエゴ・エル・シガーラ
[料]28~42ユーロ
75(金)21時30分[出]〈c〉ソレア・モレンテ、ロス・エバンへリスタス
[料]18~22ユーロ
[場]マドリード シルコ・プリセ

78(月)22時[出]〈c〉エストレージャ・モレンテ
79(火)22時「思い出のカルメン・アマジャ」[出]〈b〉パストーラ・ガルバン、カリメ・アマジャ、パロマ・ファントバ
710(水)22時[出]〈g〉ライムンド・アマドール、〈 flaute, sax〉 ホルヘ・パルド
7/12(金)22時[出]〈g〉ヘラルド・ヌーニェス
714(日)22時[出]〈b〉エバ・ジェルバブエナ
716(火)22時[出]〈cアルカンヘル、〈b〉ホセ・アントニオ
718(木)22時[出]〈c〉インディア・マルティネス
719(金)22時[出]〈cホセ・メルセ
720(土)22時「エレデーロス・フラメンコス」[出]〈c〉エンリケ・モレンテ・イーホ、ランカピーノ・チーコ、〈g〉フアン・アビチュエラ・ニエト、ルイス・モンへ
810(日)[出]〈g〉トマティート
[料]25~35ユーロ
[場]マドリード サバティーニ庭園
[問]http://veranosdelavilla.esmadrid.com/

2013年6月28日金曜日

国立バレエ「ソロージャ」

スペイン国立バレエ団新作
「ソロージャ」

ソロージャはバレンシア生まれの画家。
その彼がニューヨークのイスパニックソサエティーの依頼で描いた
14枚の絵「ビジョン・オブ・スペイン(スペインの情景)」をもとに
アントニオ・ナハーロ芸術監督が企画した作品。
ソロージャは1863年バレンシア生まれ。
明るい海辺にあそぶ
白い服の女性やこどもたちを描いた一連の絵画で
スペインではとてもポピュラーな画家。
だがその代表作のひとつである
この絵はニューヨークにあるということもあって
スペインでもあまり知られていなかったが
バレンシア、バルセロナ、ビルバオ、セビージャ、マドリードで
展覧会が開かれた。
ナハーロ監督もこれで観たのかもしれない。
 
ガリシア、エストレマドゥーラ、カスティージャ、
アンダルシア、ギプスコア、カタルーニャ、
アラゴン、エルチェ、バレンシア、そしてウエルバ、セビージャを描いた3枚
(イスパニックソサエティの一連の絵画の中で
ナバッラの絵だけは舞踊になっていない)
そして
プロローグと全部で14の場面が
1時間40分の舞台で展開していく。

ソロージャの絵画に出てくるような
白い衣装の女性が波のようにもみえる大きな布とたわむれるプロローグ
振付けはアントニオ・ナハーロ。
バレエのような動きもある
クラシコな曲だ。
 
 最初はガリシア
海をはさんだむこうのセルティックダンスにも似た
軽やかでパワフルな踊り。
国立バレエ団のかつてのレパートリー、
グラン・アントニオのガリシア・ファンタジーを思い出す。

続くエストレマドゥーラは
花笠の女性と男性とのデュエット。

カスティージャを描いた絵「パンの祭り」はサラマンカの民族舞踊を。
パンを手にした女性たちは絵から抜け出たようだ。
柱の周りを女たちがリボンをもってあんでいくのは
たしかサラゴサでもあったような。
 
牛をおっていくアンダルシアの情景を描いた「牛追い」は
二人のバイラオールによるサパテアードで。
曲はパコ・デ・ルシアのものだが、
3台のギターでちょっとうるさい。
椅子を牛に
バストンを牛追いにつかう長い棒にみたて
いっときとしてなりやまないサパテアードで追い立てて行く。
振付けはマヌエル・リニャン。

ギプスコアはボロというボーリングのような遊びをする場面を描いた絵だが
ここではバスク地方の舞踊でつづっていく。
カシャランカという輿の上で踊る舞踊に始まり
男性だけのスピーディで跳躍と足さばきが特徴的な群舞へ。

カタルーニャを描いた絵は魚、と題され
漁師らしき者と魚を並べる女たちがいるが
これはパレハでの一曲に。

2月の日本公演でも上演された
アラゴンの民族舞踊ホタもソロージャの絵画の題材となっているが
これも最初は絵にあるような長いドレスの女性が登場し
続いて民族衣装でパワフルでエネルギッシュなホタへ。

エルチェの世界遺産、椰子園でのダティル摘みの絵は女性のソロになり
バレンシアの女性たちの群舞になった。

ウエルバ、アヤモンテでのマグロ漁は
男性とバタ・デ・コーラの女、二組のパレハで
ファンダンゴ・デ・ウエルバのリズムで。
やすみなくくりだされるパソ
コーラさばきも悪くない。

セビージャを描いた3枚の1枚目は聖週間
目だけあけたとんがり帽子のダンサーたち。

続く「トレロ」
闘牛士へのオマージュは
闘牛士の伝統的な衣装を身体にぴったりした衣装に描いているという
斬新な衣装でのエスクエラ・ボレーラ。
男性だけのボレーラだが跳躍、回転など華やかな一曲。
闘牛をフラメンコの強さで表現するのではなく
エスクエラ・ボレーラの優雅な身のこなしで現したのは面白いし、正解だと思う。
これはアントニオ・ナハーロ振付けだ。

最後は最も有名な絵であろう
「エル・バイレ」

祭りの飾り付けがされたパティオで4人の娘が踊っているのはセビジャーナスだろうか。
この華やかな、踊りそのものが題材となった絵は
ナハーロとリニャン二人の振付けによる。
最初の部分はナハーロのスペイン舞踊的なもの、
そして後半はリニャンのフラメンコだ。
リニャンの振付けにはマリオやガデスへの目配せ/オマージュもみられる。
絵と同じポーズになる女性たちの姿かたちの美しさ!
 華やかでパワフル。
スペインのエネルギーが伝わってくる感じだ。



音楽は民族音楽をベースとしたオリジナルだが
同じような響きのせいか
フラメンコのみが目立つ結果になっているのが残念。
そのフラメンコもギターのアレンジのせいか
音響のせいかカンテがちゃんとききとれないのは残念。
伝統的な衣装をベースにした衣装は
伝統からほとんど離れないものがあるかと思うと
闘牛や最後のエル・バイレのマントンのように
刺繍を手描きの絵で現したものは面白いし
本物のように重くないので動きやすく効果的だろう。
 バックや袖のパネルにうつしだされる
ソロージャの絵のイメージの画像は
工夫の余地ありだろう。

などなどいろいろあるものの
スペインでもなかなか観る機会のない各地の民族舞踊を
新しい感覚を加え舞台にあげたことに拍手。
スペインはフラメンコをはじめとした
豊かな舞踊文化が 根付く土地なのである。

劇場ロビーにて











2013年6月27日木曜日

国立バレエのオーディション

スペイン国立バレエ団が
コールドバレエ、群舞要員
女性3名、男性1名の
オーディションを行います。

詳細はこちらから
 同時に国立ダンスカンパニーもソリストなどを募集しています。

以前は
スペイン国籍の人のみだった条件が
現在ではEC加盟国籍、
またその他の外国籍でも合法的にスペインに在住している人でもOKになっています。
国立ダンスカンパニーには以前から日本人ダンサーが活躍していますね。

申し込みは7月2日まで。
オーディションは女性が7月15日、男性が7月16日。

バレエ、スペイン舞踊、フラメンコ、と各ジャンルの高いレベルが必要とされるので
毎回各地のコンセルバトリオ、公立舞踊学校で
スペイン舞踊を学んできた人が多く受けるようです。

2013年6月26日水曜日

第52回カサベルメハ・カンテ・グランデ祭

アンダルシアに数あるフラメンコ祭の中でも
屈指の歴史を誇る
カサベルメハのフラメンコ祭。
山間の小さな町だが
充実のメンバーだ。




◆第52回カサベルメハ・カンテ・グランデ祭
7/10(土)23時
[出]〈c〉レメディオス・アマジャ、ホセ・メネセ、アンヘリータ・モントージャ、ヘスース・メンデス、ボネラ・イーホ、〈b〉ペパ・モンテス、エル・レマチェ、〈g〉アントニオ・モジャ、アントニオ・カリオン、マヌエル・バレンシア、パコ・イグレシアス、リカルド・ミーニョ
[場]マラガ県カサベルメハ ポリデポルティーボ
[問]http://www.festivaldecasabermeja.es

2013年6月25日火曜日

フラメンコ・イズ・タイム・フェスティバル

バルセロナの東、
地中海にうかぶマジョルカ島。
ヨーロッパ各地から訪れるバケーション客ににぎわうこの島で
フラメンコ・フェスティバルが開催される。
7月から8月にかけての週末に行われるこのフェスティバル
ディエゴ・カラスコらの
マスタークラスも行われるそう。


◆フラメンコ・イズ・タイム・フェスティバル
7/19(金)22時
[出]〈g〉トマティート・オクテット
[料]37.87、58.48ユーロ
7/27(土)22時
[出]〈c〉ディエゴ・カラスコセクステット、レメディオス・アマジャ・クインテット
[料]27.57、43.03ユーロ
[場]パルマ・デ・マジョルカ パルマ・デ・マジョルカ音楽堂
8/3(土)22時
[出]〈フルート、サックス〉ホルヘ・パルド、〈perc〉ティノ・ディ・ジェラルド、〈ベース〉カルロス・ベナベン、ミスト・ロボ(〈g〉フアン・ディエゴ、ホルヘ・ゴメス、〈perc〉チスパ、〈ベース〉イグナシオ)、アントニオ・リサーナ
8/10(土)22時
[出]チャンバオ、〈c〉トマシート、ミゲル・カンページョ、ラ・ベレダ
[場]パルマ・デ・マジョルカ インカ闘牛場

マスタークラス
8/1(木)、2(金)
[教]〈ベース〉カルラス・ベナベン
[内容]「フラメンコのベース」18時30分〜20時中上級、20時30分〜22時プロ
7/25(木)、26(金)
[教]ディエゴ・カラスコ
[内容]「コンパス・フラメンコ、ソニケーテと振付け」18時30分〜20時中上級、20時30分〜22時プロ
7/31(水)
[教]ティノ・ディ・ジェラルド
7/31(水)〜8/2(金)
[教]〈g〉フアン・ディエゴ
[内容]「フラメンコギター」18時30分〜20時中上級、20時30分〜22時プロ
[教]ホルヘ・ゴメス
[内容]「フュージョン、エレキギター、アコースティックギター」18時30分〜20時中上級、20時30分〜22時プロ
[問]http://palma.flamencoistime.com

2013年6月24日月曜日

サモラ・フラメンコ祭

フラメンコと言えばアンダルシア。
フラメンコの生まれ故郷だし
フラメンコ公演やタブラオも多い。
もちろん首都マドリードや大都会バルセロナでも公演は多い。
がそのほかの地区ではあまり。。。

そんな中でエストゥレマドゥーラとムルシアは
フラメンコを世界遺産にという運動のときもアンダルシアに協力したくらい
フラメンコに力をいれており
他の地方より公演も多い。
最近ではビルバオのアフィシオナードや熱心なマネージャーの働きで
バスクでもいくつか公演が開催されている。

でもほかの場所、
サンタンデールやアストゥリアス、
アラゴン、カスティージャ・ラマンチャではほんとに少ない。
カスティージャ・イ・レオンも同様。
それでも地元のカハ信用金庫や
ペーニャががんばってるところもある。




サモラのフラメンコ祭は今年で43回。
ホセ・メネセ、レメディオス・アマジャら
充実のメンバーだ。





◆第43回サモラ・フラメンコ祭
6/29(土)22時30分
[出]〈c〉ホセ・メネセ、レメディオス・アマジャ、ビセンテ・ソト、ドローレス・アグヘータ、〈g〉アントニオ・カリオン、パスクアル・デ・ロルカ、フアン・ディエゴ、
[場]サモラ カテドラル広場
[問]http://www.zamora.es

2013年6月23日日曜日

エル・ニーニョ・デ・ラス・アルメンドラス

6月22日
グラナダで
歌い手
“エル・ニーニョ・デ・ラス・アルメンドラス”こと
ホセ・フェレール・ゴンサレスが亡くなった。

1933年モロッコ生まれで、グラナダはアルバイシン育ち。
立派な声量で朗々と歌い上げる彼は
グラナダの歌い手たちを集めたCDなどに録音を残している。

合掌


2013年6月22日土曜日

第57回ポタヘ・ヒターノ


第52ポタヘ・ヒターノが
6月29日土曜日22時30分から
ウトレーラのサレシアーノ学校校庭で行われる。

エルマンダ・デ・ロス・ヒターノス、
すなわちヒターノス兄弟会という信者会の資金集めに始まったこのフラメンコ祭、
アンダルシア各地で行われるフラメンコ祭の元祖といわれる。

今年の出演は
カンテにベテラン、ミゲル・フニ、
トマス・デ・ペラーテと
地元おなじみのメンバーに加え
一般の人気も高いピティンゴ、
グラナダ出身、新譜CD発表したばかりのマリナ・エレディアと
なかなか充実のメンバー。
これに踊りのアントニオ・エル・ピパが加わる。

なお今年のフェスティバルが捧げられた、
ペパ・デ・ウトレーラは
地元ウトレーラ出身の歌い手。
ルンバを得意とし
フェルナンダやベルナルダと共演した往年のレコードで
覚えている人も多いことだろう。

なおこのポスターはセビージャの町に貼られたもの。
インターネットばかりでなく
昔ながらにポスターで
フラメンコ祭を知るのもいいものだ。

2013年6月21日金曜日

ミゲル・ナロス逝く

スペイン舞踊史に残る傑作「メデア」の
脚本/演出でフラメンコの世界でもよくしられた
演出家ミゲル・ナロスが
6月21日朝8時30分
マドリードの病院で亡くなった。
数日前から呼吸器の異常で入院していたという。

1928年11月7日マドリード生まれの84歳。
14歳でマリア・ゲレーロ国立劇団に入り10年間在籍。
後パリで学ぶ。
バルセロナでペケーニョ・テアトロ創立。
代表作に「フェードラ」「アンチゴーナ」
「オルメドの騎士」などがある。
後テアトロ・エスパニョール監督を二度に渡りつとめた。

Medea


彼の「メデア」は
この夏
メリダのローマ劇場での古典演劇祭の開幕を飾る。

◆第59回メリダ古典演劇祭
7/5(金)〜7(日)22時45分
[出]〈b〉スペイン国立バレエ団
[場]メリダ ローマ劇場
[料]12〜39ユーロ
[問]http://www.festivaldemerida.es/

ドゥエンデ ロルカとグラナダ

毎夏恒例
世界遺産、グラナダ、アルハンブラ内の
ヘネラリフェ庭園の野外劇場における夜の公演、
ロルカとグラナダ。
2002年にはじまったこの公演では
クリスティーナ・オヨス舞踊団やアンダルシア舞踊団、
エバ・ジェルバブエナ舞踊団など
様々な舞踊団などが
「イエルマ」や「ニューヨークの詩人」など
ロルカの作品や、作品に想を得た作品を舞台にあげてきた。

今年は初めて公募となり
選ばれたのは
フエンサンタ・ラ・モネータとマヌエル・リニャンによる
「ドゥエンデ」

ロルカとマヌエル・ファリャ、エンリケ・モレンテに捧げられ
ロルカのイメージが彼らの音楽にはばたく。

演出はエミリオ・ゴジャネス。
出演は
モネータとリニャンのほか
ゲストに
ローラ・グレコとハビエル・ラトーレ、
群舞に
ルシア・グアリンド、アナベル・モレーノ、エバ・エセキエル、
アナ・ラトーレ、アグエダ・サアベドラ、
エドゥ・レアル、アドリアン・サンタナ、
ライムンド・ベニテス、フェルナンド・ヒメネス、ウーゴ・ロペス
ギター
ルイス・マリアーノ、ラファエル・サンティアゴ、アルバロ“エル・マルティネーテ”、
カンテ
ラファエラ・ゴメス、ミゲル・ラビ、ハイメ・エレディア“エル・パロン”
パーカッション
ミゲル・ロドリゲス“エル・チェジェネ”

Duende en Jardines del Generalife - Granada


公演は
7月23日から8月31日まで。
日曜月曜は休演。
(8月12日は公演あり、但し10日が休演。)
開演は22時。

入場料は30ユーロだが
6月中の購入で半額の15ユーロ
7月22日までは20ユーロ
また火水木と8月12日は2枚が1枚の値段になったりする割引もあり。
前売りはこちらから






2013年6月20日木曜日

オテルトリアーナ フラメンコ祭

セビージャから川を渡ったトリアーナ地区は
昔ヒターノたちが多く住んでいた庶民的な地区。

その一角にあるオテル・トリアーナは
真ん中に大きなパティオのある共同住宅。
ビエナルの会場としてもおなじみのここで開催されるフラメンコ祭。
今年は
セウタ生まれながら
トリアーナにゆかり深い
マヌエル・モリーナに捧げられる。






◆オテル・トリアーナ第5回フラメンコ祭パサンド・エル・プエンテ
6/26()22時
[出]〈c〉チケテテ、カリスト・サンチェス、フアニート・ビジャール、ホセ・デ・ラ・トマサ、エル・パキロ、エル・チョーサ、ロメリート、ナノ・デ・ヘレス、フアン・ホセ・アマドール、セグンド・ファルコン、フェルナンド・デ・ラ・モレーナ、ギジェルモ・マンサーノ、パコ・タラント、アリシア・ヒル、ホセ・メンデス、モンテーロ、〈g〉マノロ・フランコ、ニーニョ・ヘロ、アントニオ・カリオン、マノリート・エレーラ、パコ・イグレシアス、フラン・コルテス、アントニオ・モジャ、エウヘニオ・イグレシアス、
[場]セビージャ オテル・トリアーナ
[料]19.25ユーロ(ウエブ販売)
17ユーロ(チャピナ広場バル・ラ・ソナンタ等での購入)
[問]前売り http://www.elcorteingles.es/entradas/programas/recinto.asp?numRecinto=201300086

2013年6月19日水曜日

セビージャ夏のクルシージョその1

今週いっぱいで学校は夏休み
フラメンコ教室も7、8月は夏休みになるところが多い。
がこの時期クルシージョも
各地で開催されている。







◆フラメンコス・ポル・エル・ムンド 夏のクルシージョ
7/1(月)〜5(金)
[教]〈b〉アントニオ・カナーレス
[内容]10〜11時15分初中級、11時15分〜12時30分中上級、12時45分〜13時30分上級プロ
[料]120ユーロ 2クラスで200ユーロ

7/8(月)〜12(金)
[教]〈b〉パストーラ・ガルバン
[内容]10〜11時30分初中級、11時45分〜13時15分中上級
[料]120ユーロ 

7/15(月)〜26(金)
[教]〈b〉ファルキート、ファルーカ、ファラオナ

[内容]10〜13時初中級、18時〜21時中上級、15時30分〜17時30分フアン・ベルヒージョ「舞踊の歴史」
[料]500ユーロ(40時間)

[場]セビージャ
[問]http://www.flamencosporelmundo.com/ 電話675159283

2013年6月18日火曜日

サン・フアンの月enヘレス


6月22日土曜日
サンフアンの夜22時に
ヘレス市内各所で無料のフラメンコ公演が開催される。

題してサン・フアンの月

クルス・ビエハ
サンティアゴ
市場の広場
アスンシオン広場

出演者詳細はポスターを拡大してみていただくか

日本でおなじみのフアニジョロやミゲル・アンヘル・エレディアはクルス・ビエハで
ルイス・エル・サンボやマテオ・ソレアはサンティアゴで
市場の広場ではメルッチョーラ・オルテガらが、
アスンシオン広場ではフェルナンド・デ・ラ・モレーナらが
出演予定。

週末はヘレス?


2013年6月15日土曜日

ラファエル・アマルゴのマドリ公演

グラナダ郊外出身の
ラファエル・アマルゴ。
その昔エル・フラメンコに出演していたり、
後、自らの舞踊団で来日したりしたので
ご存知の人も多いだろう。

その彼がフラメンコ曲のガラ公演を
6月から7月にかけて
マドリードのシルクロ・デ・ベジャスアルテス、
美術倶楽部内フェルナンド・デ・ロハス劇場で8回の公演を行う。

プログラムは
タンギージョ、ブレリア、シギリージャ、タンゴ、
ソレア・ポル・ブレリア、アレグリア、ファンダンゴ
とのこと。

◆ラファエル・アマルゴ「グラン・ガラ・フラメンコ」
6/7(金)、16(日)、22(土)、30(日)、7/6(土)、13(土)、20(土)、27(土)開演21時
[出]〈b〉コンチャ・ハレーニョ、オルガ・ジョレンテ、ラファエル・アマルゴ、フラン・ビルチェス、〈c〉マイテ・マジャ、ガブリエル・デ・ラ・トマサ、サライ・ムニョス(スペイン国立バレエ団)、〈g〉マリオ・モントージャ、ダビ・ドゥラン、〈カホン〉アントニオ・マジャ
[料]25〜40ユーロ
[場]マドリード フェルナンド・デ・ロハス劇場
[問]http://www.circulobellasartes.com/evento.php?s=escenicas&id=342


2013年6月12日水曜日

スペイン交流年開幕記念音楽会

日本スペイン交流400周年にあたる
今年の6月から来年の7月までは
スペイン交流年。
この幕開けを飾る、
開幕記念音楽会が
日本からいらした皇太子殿下 、
スペインのフェリペ皇太子、レティシア妃ご臨席のもと
マドリードのテアトロ・レアルを借り切って
開催された。

1613年、伊達政宗がおくった遣欧使節から400年。
その使節の旅をモチーフにピアニスト、
川上ミネが作曲した曲たちのコンサート。
その使節団の長を勤めた支倉常長を
今井翼が演じる。
時代装束に身をつつみ
能面をつけ
腰をおとして。
顔を面で隠し
舞台上にじっとたたずむ。
スペイン人俳優の台詞にあわせ
少し動きはするものの
フラメンコを踊るわけでも
話すわけでもない。
でもその存在感は際立つ。
ミゲル・ポベーダのマラゲーニャ。
熱唱。
今一番の歌い手のみがもつオーラ。
そしてそれにからむ
 小島章司の、
国も時代も超えたアートの持つ力。
チクエロとフラビオ・ロドリゲスのギター、
ロンドロとダビ・ラゴスのカンテで
マルティネーテからシギリージャ。
風格と重みのあるバイレはさすがの一言で
テアトロ・レアルの格にふさわしい。

なおこの公演の模様はスペイン国営放送RTVが録画
夏には放送される予定だ。
またNHKもその制作風景を追い、
ドキュメンタリーとして8月放映予定という。

フラメンコの持つ力
画面からも伝わってくる事だろう


2013年6月9日日曜日

セビージャに新しいスタジオ

セビージャに新しいスタジオが7月1日オープンする。

サンルイス通りかっら少し入ったところにある
フラメンコ・ダンサ・エストゥディオは
ウルスラ・ロペスのスタジオだ。
7月にはクルシージョが行われ
9月からは
ウルスラ・ロペスのクラスが開講予定。

7月のクルシージョは
15〜19日がハビエル・ラトーレ
22〜26日がオルガ・ペリセ
このほか妹タマラ・ロペスによる
スペイン舞踊とスペイン舞踊とパリージョのクラスが
9〜12日は初級
16〜19日は中上級と開催される。

問い合わせ、申し込みは
tamaralopez.flamencodanza@gmail.com

2013年6月8日土曜日

ベラーノ・デ・コラルenグラナダ

第15回ムエストラ・デ・フラメンコ
ベラーノ・デ・コラルのプログラムが発表になった。
グラナダの中心街にあるコラル・デ・カルボンで
7月から8月にかけて
月曜から木曜まで上演されるフラメンコ公演シリーズ。
バイレ中心だが、ギターとカンテのリサイタルもそれぞれ1公演。


プログラムは下記の通り。

◆ロス・ベラーノス・デル・コラル※開演は全て22時30分
7/22(月)
[出]〈b〉ラファエル・カンパージョ
7/23(火)
[出]〈b〉パロマ・ファントバ
7/24(水)
[出]〈b〉パブロ・フライレ
7/25(木)
[出]〈b〉高橋英子
7/29(月)
[出]〈b〉イバン・バルガス
7/30(火)
[出]〈b〉エリ・アジャラ
7/31(水)
[出]〈g〉ダビ・カルモナ+ゲスト〈b〉パトリシア・ゲレーロ
8/1(木)
[出]〈b〉アルベルト・セジェス+ゲスト〈b〉ハビエル・バロン
8/5(月)
[出]〈b〉アルバ・エレディア
8/6(火)
[出]〈b〉ヘスース・カルモナ
8/7(水)
[出]〈b〉アナ・カリ
8/8(木)
[出]〈b〉グアダルペ・トーレス
8/12(月)
[出]〈b〉レオノール・レアル
8/13(火)
[出]〈b〉アナ・モラーレス
8/14(水)
[出]〈c〉ホセ・エンリケ・モレンテ
8/15(木)
[出]〈b〉ホアキン・グリロ
[場]グラナダ コラル・デ・カルボン
[問]http://www.losveranosdelcorral.es
















コンチャ・ハレーニョ、アンドレス・ペニャ、
マルコ・フローレス、オルガ・ペリセ
なども行われる。

2013年6月6日木曜日

セビージャ アルカサル庭園の夜

セビージャの夏の風物詩
アルカサル庭園の夜
コンサートが6月17日から今年も始まる。
9月1日まで75のコンサート。
今年で第14回を数えるこのコンサートシリーズ、
古楽、クラシック、伝統音楽、
そしてフラメンコとさまざまなジャンルのアーティストが出演し
セビージャの夜を彩る。

フラメンコは
ヘスース・メンデスとロサリオ“ラ・トレメンディータ”
ヘスースは6月29日、7月14日、8月15日、9月1日
ロサリオは8月3日、8月14日、8月31日に出演。

入場券は5ユーロで
パティオ・デ・バンデーラの切符売り場で購入可能。
ただし、公演の1週間前の月曜から。
ちなみにネット購入だと手数料があるので6ユーロです。
売り切れることも多いというこの公演。
前売りチェックをお忘れなく。

詳細はこちらの公式ウエブから

2013年6月5日水曜日

ビエナル新監督決定

来年のビエナルの監督に
クリストバル・オルテガが決定した。

この直前までエバ・ジェルバブエナのマネージャーを務めていた彼は
かつてグラナダやヘレスで開催されていた
ロックフェスティバル、エスパラゴロックの
オーガナイザーの一人だったそう。
「やりたいことはたくさんある。
セビージャっこにビエナルを身近に感じてもらうため
町中でのイベントを増やしたいしね」

さてどんなビエナルになるのだろうか。

2013年6月4日火曜日

第6回ウトレーラ・スエナ

セビージャ県ウトレーラで開催されるクルシージョ
ウトレーラ・スエナ。
今年は7月15日から20日まで、
フラメンコ、クラシック、ジャズと
多分野に渡るクルシージョだけでなく
コンサートや町歩きなど
イベントも盛りだくさん。
またクルシージョでも
タジェール/アトリエとよばれるものがあって

ギター教授はダニ・デ・モロンで
CD収録のソレアとブレリアをやるのだが
アントニオ・モジャの歌伴奏や
アントニオ・ドゥロのギターテクニック
そして踊りやカンテなどとのコラボレーションもあるのだ。
舞踊教授はイサベル・バジョンで
トリアーナのタンゴ。
カンテはトマス・デ・ペラーテで
ソレア、カンティーニャ、ブレリア。
カホン/コンパスはホセ・カラスコで
ソレア・ポル・ブレリアとシギリージャ。
そしてフラメンコのマリンバ!クラスは
イスラエル・ガルバンの伴奏などで活躍する
アントニオ・モレーノ。
フラメンコの曲構成や
ディエゴ・デル・ガストールらの曲への伴奏例などを学ぶ。


コンサート等の詳細はまだでていないが
クラス詳細や宿泊施設などの情報が掲載されている。




2013年6月3日月曜日

第12回アルグルグルー


セビージャ県アラアルのフラメンコ祭
アルグルグーが
今年も6月17日から22日まで開催される。
プログラムは下記のとおり。

6/17(月)21時
[出]〈b〉アルベルト・セジェス、[講演]フアン・ベルヒージョ
6/18(火)21時
[出]〈c〉レメディオス・アマジャ、[講演]マヌエル・フェルナンデス
6/19(水)21時
[出]〈g〉エドゥアルド・トラシエラ、[講演]ホセ・ルイス・オルティス・ヌエボ
6/20(木)21時
[出]〈c〉ペドロ・エル・グラナイーノ
[場]セビージャ県アラアル カサ・デル・アイレ
[料]無料
6/21(金)23時
[出] 〈c〉アントニオ・レジェス、〈b〉へスース・カルモナ
6/21(土)23時
[出] 〈piano〉ドランテス、〈c〉エスペランサ・フェルナンデス
[場]セビージャ県アラアル クリスト広場
[料]5ユーロ










2013年6月1日土曜日

第3回フラメンコ・エン・ラ・フロンテーラ祭


7月1日から6日まで
セビージャ県モロン・デ・ラ・フロンテーラで
第3回フラメンコ・エン・ラ・フロンテーラ祭が開催される。

1日から3日までは展覧会や講演などが行われ、
コンサートは4日から6日まで。

ポスターでご覧の通り
4日はライムンド・アマドール、
5日はアルカンヘル、
6日はペペ・トーレスが出演する。
三日間の入場券はセットで30ユーロ。
個別で当日売りだと1日20ユーロ。