2014年3月8日土曜日

ヘレスのフェスティバル2014十五日目アンヘル・ムニョス「アンヘル」

2011年のフェスティバルで初演した作品の再演。
初演はサラ・ラ・コンパニアだったが今回はビジャマルタ劇場
前回みてる?ときかれて全く覚えてなかったのでありますが、
みていました(汗)
 そのときのブログがこちら
 「決して悪い踊り手ではない。
なんでもきちんとこなしても
アクセントが不足している、とでもいおうか、
ためやアクセントがないので
平板な印象が残念。」

独り舞台をつとめるにはプラスαがほしい、
とは贅沢だろうか。
で今回の感想も前回にきわめて近い。
というかほぼ同じ。

©Festival de Jerez Javier Fergo
心臓の鼓動のような音にはじまり
マルティネーテ、シギリージャ、サックスでのタラント、ファルーカ、
グアヒーラ、ハーモニカではじまるアレグリアス、そして鼓動のような音。

スタイリッシュではあるものの平板。
唯一印象が変わったのはサックス、フルート。
フラメンコの歌をサックスやフルートで、というのはこれまでもあったが上手。
この3年で私の耳が変わったのか、彼の演奏が上達したのかは不明。

今年のビジャマルタ劇場には
ドミンゴ・オルテガ、アリシア・マルケス、そしてこのアンヘル・ムニョスと
中堅どころが初登場したがいずれも目の肥えた観客を満足させたとは言い難い。

大劇場ならではの舞台作りを考えて
ゲストをよぶとかもう少しなにかあってもよかったのではないだろうか。
一人だけで大舞台をいっぱいにできるアルティスタは限られている。

ビデオはこちら

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