2018年4月18日水曜日

ヘレスのブレリア祭

ヘレスのブレリア祭のプログラムが発表された。
この他にも、フェスティバルにわせたクラスなどが各スタジオで行われるほか、
フラッシュモブなども行われる予定。


◇第51回フィエスタ・デ・ラ・ブレリア
8/20(月)~25(土)
8/23(木)「エル・リオ・デ・ラ・ブレリア」
[出]〈c〉ディエゴ・カラスコ、トマシート、ソルデリータ、アントニオ・アグヘータス・チーコ、ホセ・バレンシア、フアニャーレス、マロコ・ソト、レマチェ、アナベル・バレンシア、レラ・ソト、フェリパ・モレーノ、〈b〉ヘマ・モネオ、〈g〉ノノ・ヘロ、フェルナンド・カラスコ、〈perc,palmas〉アネ・カラスコ、フアン・グランデ、フアン・ディエゴ・バレンシア、マヌエル・カンタローテ
8/24(金)「ヘレス・コン・ハポン」
[出]〈c〉フェルナンド・デ・ラ・モレーナ、ダビ・ラゴス、メルチョーラ・オルテガ、エル・ロンドロ、今枝友加、〈b〉アンドレス・ペーニャ、ティオ・エル・ソリ、ティア・フアナ・カラスコ、小島章司、森田志保、鍵田真由美、佐藤浩希、〈g〉アルフレド・ラゴス、ホセ・ガルベス、ハビエル・イバニェス、〈perc, palmas〉ハビエル・ペーニャ、カルロス・グリロ、ペリーコ・ナバロ
8/25(土)「マヌエル・モネオに捧げる」
〈c〉バルージョ、ルイス・モネオ、マカニータ、ヘスース・メンデス、ルイス・エル・サンボ、〈g〉ディエゴ・デル・モラオ、フアン・マヌエル・モネオ、マヌエル・バレンシア、ミゲル・サラード、〈b〉マヌエラ・カルピオ/伴奏〈c〉エストレメーニョ、フアン・ホセ・アマドール、、ミゲル・ラビ、フアニジョロ、エル・キニ、イスラエル・デ・フアニジョロ、イバン・デ・ラ・マヌエラ、〈g〉フアン・ディエゴ・マテオス、フアン・レケーナ、フィン・デ・フィエスタ/フェルナンド・ソト、ルイス・ペーニャ、カルメン・レデスマ、トロンボ、ぺぺ・トーレス、ディエゴ・デ・マルガラ、ボー、〈palmas〉チチャリート、ディエゴ・モントージャ、マヌエル・サラド、マカノ
[場]へレス アラメーダ・ビエハ

[問]www.flamencodejerez.info, www.flamencodejerez.tv

2018年4月13日金曜日

マドリード フラメンコ祭

マドリードのフラメンコ祭のプログラムが発表された。
約一ヶ月にわたる、舞踊を中心としてプログラム。
ビエナルはフラメンコ全般、ヘレスが舞踊中心だから、その2つのフェスティバルの中間?的存在。ただし会場は市立劇場の二つのホールのみだが、フラメンコとスペイン舞踊のバラエティに富んだプログラムで、入場券が安いのがいい。

◇フラメンコ・マドリード2018
5/16(水)21時「開幕ガラ」
[出]〈c〉アウロラ・ロサーダ、エンカルナ・アニージョ、ラ・シーカ、マリア・ラ・コネハ、マリア・メスクレ、マリア・テレモート、マリア・バルガス、マウイ、モンセ・コルテス、ナイケ・ポンセ、ロシオ・バサン、ティア・フアナ・ラ・デル・ピパ、クーロ・アルバイシン
5/17(木)21時「ケ・パサリア・シ・パサラ」
[出]〈b〉エル・フンコ、〈c〉ダビ・パロマール、〈g〉リキ・リベラ、〈perc〉ロベルト・ハエン
5/18(金)21時「ケヒオ」
[出]サルバドール・タボラ劇団
5/19(土)21時「フラメンコ」
[出]〈b〉ベレン・ロペス
5/20(日)20時「オラス・コンティゴ」世界初演
[出]〈b〉ルベン・オルモ
5/22(火)21時「ガラ・コンセルバトリオ」
[出]〈b〉マリア・デ・アビラ高等舞踊学校、マリエンマ専門舞踊学校
5/24(木)21時「バイラオーラス、エル・ヌエボ・ティエンポ」
[出]〈b〉ロサリオ・トレド、ラ・ピニョーナ、メルセデス・デ・コルドバ、マリア・モレーノ、カルメン・ラ・タレゴナ
5/25(金)21時「コン・セクエンシア」
[出]〈b〉アルフォンソ・ロサ
5/26(土)21時「エル・ミラル・デ・ラ・マハ」
[出]〈b〉サラ・カレーロ
5/27(日)20時「フラメンコ・ミーツ・ジャズ」
[出]〈piano〉ドランテス、〈サックス〉ティム・リース、〈ウッドベース〉アダム・ベン・エズラ、〈b〉パストーラ・ガルバン
5/29(火)21時「ガラ・コンセルバトリオ」
[出]〈b〉フォルテア舞踊学校、カルメン・アマジャ舞踊学校
5/31(木)21時「シロコ」
[出]〈b〉エミリオ・オチャンド
6/1(金)21時「レシタル・フラメンコ」世界初演
[出]〈b〉コンチャ・ハレーニョ
6/2(土)21時「ADM」
[出]〈b〉モリネーロ・エン・コンパニア
6/3(日)20時「カルメン、カルメラ」
[出]〈b〉アントニオ・カナーレス、ロサリオ・トレド、ポル・バケーロ
6/5(火)21時「ボデゴン」
[出]〈b〉ホセ・マルドナード
6/7(木)~10(日)21時「第27回スペイン舞踊とフラメンコ振り付けコンクール」
[場]マドリード フェルナン・ゴメス劇場 サラ・ギラウ
5/29(火)20時30分「タン・ソロ」
[出]〈b〉マヌエル・レジェス
5/30(水)20時30分「カンタアオラ」
[出]〈c〉ロサリオ・ラ・トレメンディータ、ヘマ・カバジェーロ
5/31(木)20時30分「エル・アルテ・デ・イラ・イ・デル・アモル」
[出]〈piano〉パブロ・ルベン・マルドナド、〈b〉カレン・ルゴ、〈c〉アントニオ・カンポス
6/1(金)20時30分「フラメンコ・ディレクト」世界初演
[出]〈c〉イスマエル・デ・ラ・ロサ、〈g〉ジェライ・コルテス
6/2(土)20時30分「アガレアノ」
[出]〈g〉リカルド・モレーノ
6/3(日)19時30分「ラ・マヒア・デル・フラメンコ」
[出]〈b〉シルビア・マリン、〈マジシャン〉マーゴ・モル
6/6(水)20時30分
[出]〈c〉マヌエル・デ・ラ・トマサ、エル・プリル、〈g〉ルベン・ララ
6/8(金)20時30分「ラ・プリンセサ・デスカルサーダ」
[出]〈piano〉ミリアム・メンデス
6/9(土)20時30分
[出]〈c〉マリ・ペーニャ、〈b〉カルメン・レデスマ
6/10(日)19時30分「フラメンカズ・トリオ」
[出]〈g〉アントニア・ヒメネス、〈c〉ナイケ・ポンセ、
[場]マドリード フェルナン・ゴメス劇場 サラ・ハルディエル・ポンセラ、〈perc〉ナスリネ・ラマニ
[問]http://www.flamencomadridfestival.com

https://www.teatrofernangomez.es/programacion/flamenco-madrid-2018

2018年4月11日水曜日

フラメンコ・ビエネ・デル・スール ホセ・マリア・バンデーラ「カンシオン・アンダルーサ」

セントラル劇場でのフラメンコ・ビエネ・デル・スールは、「カンシオン・アンダルーサ」。
パコ・デ・ルシアの死後発売になった最後のアルバムの、甥ホセ・マリア・バンデーラによるライブバージョンだ。

最初はホセマリのグラナイーナのソロ、共演のギタリスト、アミルのミネーラと、ギターソロが2曲あり、続いて、ホセミ・がルソンのウッドベース、イスラエル・カトゥンバのパーカッションが加わり「カンシオン・アンダルーサ」に。
シギリージャからルンバ風に進みジャズ風の展開を見せる「オホス・ベルデス」
パソドブレ風の「ロマンセ・デ・バレンティア」、ブズーキが加わりアップテンポな「チキータ・ピコネーラ」はエスニックなワルツのよう。「マリア・デ・ラ・オ」はブレリアで。「ススピロ・デ・エスパーニャ」がこの夜の最高潮だったかも。
パーカッションとベースの「キャラバン」の後は、ゲストのラファエル・デ・ウトレーラが登場。カラコールのサンブラ、そして「テ・エ・デ・ケレル・ミエントラス・ビバ」。ラファエルはコプラが苦手なのか、歌い慣れていない感じ。
アンコールは「セニョリータ」

昨年7月のアルヘシラスでの初演より、ずっとしっとり落ち着いた感じ。
パコの幼い時の思い出のスペイン歌謡が、パコゆかりのフラメンコ、ジャズのスタイルを経てよみがえる。
ホセマリはパコの速度や技術だけでなくペソを表現できる唯一の存在。アミルの方がパコっぽい弾き方なんだけど、ペソが違う。

パコがライブでやっただろうものとはきっと違うのだろうけど、良きコンサートでありました。

なお、観客席には、パコ・ハラーナ、サルバドール・グティエレス、マヌエル・デ・ラ・ルス、オスカル・ラゴと実力派ギタリストが揃い踏み、でありました。




2018年4月10日火曜日

闘牛場のイスラエル・ガルバン

4月10日、イスラエル・ガルバンに会うために闘牛樹へ。

これはこの9月のビエナルの開幕公演、イスラエル・ガルバン「アレーナ」がこの闘牛場で開催されるためのもの。


 左からビエナル監督、アントニオ・ソイド、セビージャ市分化担当官アントニオ、イスラエル、イスラエルのブレーン、ペドロGロメロ

2004年のビエナルでマエストランサ劇場で初演された「アレーナ」
イスラエルにとっては「初めて観客とつながった」作品。
それまでは変だとか、フラメンコじゃないとか、言われていたのが、この作品で初めて理解されたのでありました。

1回の闘牛で6頭の牛が出てくるように、6つの場面からなるこの作品。
内容は「ビエナルがこの作品をと言ってくれたから変えない方がいい」と思い、
会場の違いでの変更や、出演者の違いはあるものの、大きな構成は変わらないそう。


舞台は闘牛場のアレーナ全部を使い、観客は本当の闘牛同様、観客席に座る。
まだ明るいうちに始まり、だんだん暗くなっていくその時間の経過も効果的に使われるそう。

なお、出演者は最初に発表されたものからまた変更があり、キキ・モレンテ(初演でビデオ出演した父エンリケと同じことをライブで行う)、ニーニョ・デ・エルチェ、ピアニストはディエゴ・アマドールに代わり「ラ・クルバ」で共演したシルヴィ・クロボアジェ、だが、初演にも出演したアルフレド・ラゴス、プロジェクト・ロルカらの予定。


なんとなくイスラエルが闘牛士に見えてきた。

2018年4月7日土曜日

マヌエル・トーレ CDブック

マヌエル・トーレのCDブックが発売となりその記者会見が4月6日、セビージャのカサ・デ・プロビンシアで行われた。



彼について、またその録音や録音されたカンテや伴奏についての詳細な解説もさることながら、付属のCDが素晴らしい。ここでもSPからの復刻であることには変わりがないのだが、最良の状態の盤を探すことで今まで聴いていたのとは全く違う、若々しく輝きのある声が聞こえてくるのだ。
これにはちょっと感動。


記者会見には、アンダルシア州フラメンコ機関のアンへレス・カラスコ、著者のうち、このシリーズの創設者、カルロス・マルティン・バジェステ、ホセ・マヌエル・ガンボアらが出席。





またトマス・デ・ペラーテがソレアとシギリージャを歌って華を添えた。


2018年4月4日水曜日

アントニオ・カニージャス逝く

4月3日、歌い手アントニオ・カニージャスが、肝臓ガンのためマラガの自宅で亡くなった。88歳だった。

本名アントニオ・ヒメネス・ゴンサレスは1929年マラガ県カニージャス・デ・アセイトゥノに生まれた。
サエタの名手として知られたが、マラガの歌全般のエキスパートでもあり、また1996年にはラ・ウニオンのコンクールで優勝するなどもしている。

生まれ故郷のカニージャスは三日間喪に服し、マラガは市のメダルを贈ったという。
昨年8月にはマラガのビエナルの一環として、彼に捧げる公演が行われ、ボネラ・イーホらが出演した。

冥福を祈る。




2018年3月24日土曜日

批評家賞はラファエラ・カラスコ

ヘレスのフェスティバル、世界各地から訪れたジャーナリストや専門家たちが選ぶ各賞が発表された。

もっとも優れた作品に贈おくられる批評家賞はラファエラ・カラスコ「ナシーダ・ソンブラ」


新人賞にはヘレス出身ヘマ・モネオ。


今年新設されたギターの賞にはマヌエル・バレンシア。

フラメンコな瞬間におくられるペジスキート賞にはフアン・オガージャ。


また、ヘレスのペーニャ協会が選ぶ、伴唱賞にはマヌエル・タニェとホセ・アンヘル・カルモナ、新人賞にはジェシカ・ブレアが選ばれた。

2018年3月23日金曜日

速報 コルドバ、ギター祭

今年で38回目となるコルドバ、ギター祭のプログラムが発表された。
なんと今年は恒例ハビエル・ラトーレのクラスの他、エバ・ジェルバブエナとマリア・パヘスのクルシージョが行われる。
公演ではマリア・パヘスやビセンテ・アミーゴも。
なお、フラメンコ以外ではキッスや、マイク・スターンも登場します。

◇コルドバ ギター祭
7/4(水)20時30分「オエジェメ・コン・ロス・オホス」
[出]〈b〉マリア・パヘス舞踊団
[場]コルドバ ゴンゴラ劇場
[料]18ユーロ
7/7(土)22時30分「エンロルケシードス」
[出]〈c〉ミゲル・ポベーダ
[場]コルドバ アセルキア劇場
[料]25~50ユーロ
7/12(木)20時30分「アル・ボルデ・デル・アリア」
[出]〈g〉フアン・カルロス・ロメーロ
[場]コルドバ ゴンゴラ劇場
[料]18ユーロ
7/14(土)22時30分「メモリア・デ・ロス・センティードス」
[出]〈g〉ビセンテ・アミーゴ
[場]コルドバ アセルキア劇場
[料]25~35ユーロ

[問]www.guitarracordoba.es

◇コルドバ・ギター祭
7/5(木)~7/7(土)
[教]〈g〉フアン・マヌエル・カニサーレス
[内容]10~14時 中上級「両手の正確さのためのフラメンコ・ギターの練習」
[料]180ユーロ
7/8(日)~10(火)
[教]〈g〉ホセ・アントニオ・ロドリゲス
[内容]10~14時、10日は18時から20時も。中上級「コンサートのためのフラメンコギター。個性を探して」
[料]180ユーロ
7/8(日)、9(月)
[教]〈g〉パコ・ハラーナ
[内容]17~20時 中上級「伴奏フラメンコギターのための知識」
[料]125ユーロ
7/11(水)~14(土)
[教]〈g〉マノロ・サンルーカル
[内容]10~14時 中上級
[料]180ユーロ
[場]コルドバ コルドバ大学文学部

7/4(水)~6(金)
[教]〈b〉ハビエル・ラトーレ
[内容]10~13時 中上級「ピアソラ・フラメンコ」
[料]100ユーロ
7/7(土)、8(日)
[教]〈b〉マリア・パヘス
[内容]11~14時 中上級「フラメンコ動きの考古学」
[料]100ユーロ
7/8(日)~9(月)
[内容]8日17時~20時、9日11時~14時 中上級「振付の動きにおける意図」
[料]100ユーロ
[場]コルドバ アセルキア劇場

[問]https://www.guitarracordoba.es

2018年3月21日水曜日

フラメンコ・ビエネ・デル・スール メルセデス・ルイス「デハメ・ケ・テ・バイレ」

2年前のヘレスのフェスティバルで初演した作品
なんですが、完璧、忘れてました。
公演前に自分のブログ見て、ああ、そういえば、そんなのあったよね、と言う。
忘れっぽくなったなあ。
パコ・セペーロ、ダビ・パロマール、ヘスース・メンデスという3人のゲストの代わりに、サンティアゴ・ララ、ダビ・ラゴス、ダビ・カルピオという布陣。
そういえば、ありました。パロマールの代わりをラゴス、ヘスースの代わりをカルピオ。

ダビ・ラゴスは、もう音程から声の出し方、、速度、声の強弱の調節、どれをとっても完璧で、素晴らしい。ミロンガ、ガロティンはコリンで。

ギターの早いスピードでのシギリージャからの、カルピオのマルティネテをカバーレスで終わる。男装で踊る。

プレゴンの高低とか名人技。もともとカディスのパロマールの役だから、カディス風の早口言葉風レトラとかもうまくこなす。アレグリアスはバタで。
ファンダンゴを挟んでソレア。黒い別珍風のドレスで、背中が大きく開いていて、その背中の部分になんだかよくわからない飾りがいっぱい。

メルセデス、なんでもちゃんと一通りできるんだけど、衣装が彼女を助けてない。
最初の衣装は、上のホックを止め忘れたのか、背中の上がビヨンとなっていて気になったし、バタもぺちゃんとしている。まあ、クラシックな感じにしたということかもだけど。しかしソレアに至っては、バランスが悪すぎる。で、そっちばっか気になって踊りに集中できなかったよ。

華奢で腰の位置も低めで、日本人体型に近いメルセデス、腕も肩の前がわについている感じで、ブラソの動きも小さめ。なんでも出来るのに、オレ!の瞬間が来ないんだよね。
コミュニケートしてこない感じ。シャイな人なのかな。
それともためが足りない?
ヘレスのバイラオーラでは実力が一番なだけにもう一歩進んで欲しいというのは、見る方のわがままですしょうか。

2018年3月14日水曜日

ヘレスのフェスティバル 観客賞はスペイン国立バレエ

ヘレスのフェスティバル。
観客の投票による観客賞はスペイン国立バレエの受賞が決定した。

Festival de Jerez- Javi Fergo


なお、2位はアンドレス・ペーニャとピラール・オガージャ「トゥルネ」

Festival de Jerez- Javi Fergo

3位はダビ・パロマル。エル・フンコ、リキ・リベラ、ロベルト・ハエンの「ケ・パサラ、シ・パサリア」
Festival de Jerez- Javi Fergo

この作品のセビージャ、セントラル劇場で見てきましたが、
また、地元ネタで、セビージャの聖週間やセビジャーナス、フェリア、さらにはサッカーチームの応援歌までちりばめて、またもや笑い死しそうでした。

2018年3月12日月曜日

ヘレスのフェスティバル カルペータ「ア・バイラール」

ファルキートの末弟、カルペータの初めてのリーダー作品。
あれは確か大震災の年だから7年前、母ファルーカの作品に出演していた彼の凄さに目を見張った。当時13歳。子供が踊ったと言う感じではなく、すでに踊り手として、一人前で、感服したのを覚えている。
その後も何度か、兄たちと競演しているのを見たけど、初の作品ということで期待したのだが。
結論から言うと非常に残念だった。

まず照明がひどい。バックミュージシャンの方が踊り手よりも明るい、ということもままあり、カルペータに当たっていても、顔が陰になっている。初演、ということを考えてもひどすぎる。
© Festival de Jerez/Javier Fergo


シギリージャから始まるが、これがカナーレス風。
ソレア/カーニャも、途中で踊るのをやめて、拍手を待つような感じ。ホアキン・コルテス風? ラファエル・アマルゴじゃないんだから。

万事がそんな感じで、一曲をきちんと踊ると言うよりも、途中でほったらかして歩いたり、出てくるなり、お辞儀したり、わけがわからない。

お友達なのか、エレキベースを弾いていた男が、ピアノの弾き語りを長々としたり(それも歌もピアノも上手ではない)、ギターソロが二曲続いたり、また歌い手でも一人、音程が良くないのがいたり。

カナーレスやコルテスのビデオ見過ぎなのかなあ。
すごくいいものは持っているのにもったいない。
自分一人でやりたい、と思ったのかもしれないが、まだまだです。
誰かが助けてあげないと。

© Festival de Jerez/Javier Fergo

ヘレスのフェスティバル ディエゴ・デ・モロン、ぺぺ・アビチュエラ

超ベテラン、ギタリスト二人の競演。
最初はディエゴ・デ・モロン。
メガネをかけセーターで登場。
© Festival de Jerez/Javier Fergo


舞台にセーターで登場するフラメンコのアルティスタは他にいない。
こういうとこらからして、唯一無比な存在。
ブレリア。おじ、ディエゴ・デル・ガストール譲りのファルセータ満載。かと思うと、ラテンの『ソラメンテ・ウナ・ベス』が入ったりもする。
つっかえたりもして、危なっかしいのだが、木の音がする。
「長い間舞台で弾いていなかったから」と説明。
© Festival de Jerez/Javier Fergo
続いて、ソレア。
音が少なく、メロディをシンプルに綴っていく。ゴルペを多用し、ラスゲアードはあまり使わない。今のフラメンコギターの流れとは全く別にいる、独自の世界だ。
ロンデーニャ、シギリージャ。
チューニングに手間取り、途中でチューニングし直す、なども。
それでもいい。そんな存在なのだ。

ぺぺ・アビチュエラはソレアから。
それまでの白黒テレビが急にカラーに変わったような、そんな感じ。
異世界から現代に戻ってきた?
切れずに進むコンパスが心地良い。

© Festival de Jerez/Javier Fergo
タランタ。
そしてアネ・カラスコを呼び込み、カホンと一緒にアレグリアス。ブレリア。
リズムに乗って気持ち良く演奏。
音がきらきらしている。繊細さと重みがある。
最後に時計を見て、シギリージャとカバル。歌うような演奏。
1944年生まれというから今年で74歳とは思えないような若い感覚が息づいている。

© Festival de Jerez/Javier Fergo

1時間ちょっとの歴史的ギタリスト、二人の競演。いつまでも忘れないだろう。





2018年3月11日日曜日

ヘレスのフェスティバル ハビエル・ラトーレの振り付け工房

毎年恒例ハビエル・ラトーレの振り付け工房
毎年のことだが、クラスで振り付け、1週間で舞台に上がるという力技。
通常の振り付けクラスのように、全員が同じ振りを鏡に向かって踊るのではなく、
舞台への出入りがあり、フォーメーションを変えて、という、
実際の、舞踊団などで舞台での群舞さながらの振り付け。
クラスのレベルはプロ、つまり超上級者とされているものの自己申告だし、初対面の人もいるにもかかわらず、瞬時にレベルを見抜き、構成していくわけで、一体彼の頭の中はどうなっているのだろう、といつも思う。


 最初はそのハビエルのソロ。オペラに振り付けたスペイン舞踊。

美しい。
続いてアナマルガのアラブ風ルンバ

 そしてカルロス・カルボネルのアレグリアス。さすがカディスだねえ、

そして群舞のハレオ。
圧巻でございました。毎年のことですが、日本人、東洋人がんばってます。

























ビデオはこちら
https://vimeo.com/259510391