2018年2月23日金曜日

いよいよ


いよいよ今日からヘレスのフェスティバル!
昨日は、開幕を飾るスペイン国立バレエのアントニオ・ナハロ監督とその夜のボデガでの公演を行う、アントニオ・レイの記者会見が行われました。

毎日頑張って様子をお伝えしていきます!

2018年2月18日日曜日

マリア・マルケス逝く

へレス出身の歌って踊るフェステーラ、マリア・マルケスが、2月17日亡くなった。

ヘレスはサンティアゴ街の生まれ。
若くしてサッカー選手アントニオ・ベニテスと結婚し、セビージャに長年在住。
娘はフェルナンド・テレモートと結婚し、マリア・テレモートの祖母にあたる。
子供が大きくなってからは、一時トリアーナで小さいスタジオをやってブレリアを教えたり、小松原庸子スペイン舞踊団のマドリード、セビージャ公演に出演などもしていた。

いつも旦那様と二人、仲良く、トリアーナのバルで飲んでいた。
明るい、気前の良い人で、私からすると、マリア・テレモートには、父方の血だけでなく、母方の祖母の、フェステーラな感じも色濃く感じられる。

旦那様が亡くなってからはヘレスに戻り、
ここ数年は、ヘレスのサンボンバの舞台などでもその姿が見られた。

冥福を祈ります。





2018年2月9日金曜日

アルコベンダスのコンクール


マドリード郊外、アルコベンダス市が主宰するコンクール、アルコベンダス・フラメンカ・ヌエボス・タレントスの応募が今年も始まった。

2018年5月25日に14〜30歳であれば、国籍、プロアマ問わず応募できる。
審査はビデオでのみ行われるので、日本にいても応募可能。
詳細はhttp://alcobendasflamencanuevostalentos.org/bases

応募にはYouTube、Vimeoのリンクが必要。



2018年2月7日水曜日

ドゥケンデ フラメンコ・ビエネ・デル・スール

アンダルシア州のフラメンコ公演シリーズ、フラメンコ・ビエネ・デル・スール。
フラメンコは南から問うタイトルで、アンダルシア州率の三つの劇場、セビージャのセントラル、グラナダのアランブラ、マラガのカノバを主な舞台とし、行われるフラメンコ公演も今年で第21回。
その開幕を飾ったのは、ドゥケンデ。
最近、目立った活躍を見せているダニ・デ・モロンが伴奏する。

2016年のビエナルでも共演した二人、この夜は、カンテス・デ・レバンテ、ソレア、アレグリアス、ギターソロでのファルーカ、ソレアを挟んで、ライ・エレディアの名曲「ロ・ブエノ・イ・ロ・マロ」、シギリージャ、タンゴ、ブレリアという構成。

ドゥケンデは、一言も喋らず、歌い継いでいく。
その歌いっぷりの見事さ。
フラメンコ的に、ちょっとしゃがれた声の良さ。
音程、コンパスはもとより、声の速度、強弱、言葉と言葉のつなげ方、どれを取っても素晴らしい。

そしてそれを支えるギター。普段はかなりモダンな演奏も聞かせ、実際、ソロでは自由に、個性的な演奏も見せたのだが、ドゥケンデの伴奏では基本に忠実、というか、むしろ古風な演奏で、ドゥケンデものびのびと歌っているように思えた。

最初の曲で、パコ・デ・ルシアが歌った「カマロン」のカマロンをパコに変えて歌っていたのに涙がこぼれそうになった。そうだよね、パコの新旧のグループであなたは歌っていた。
日本に行く予定だったのに、パコから電話があって飛んで行った、あのヨーロッパツアーが昨日のことのようなのに、パコはいない。
でも、パコのグループで演奏したこともあるダニが、こうしてあなたの横で演奏している。
今もあなたたちの中にパコは生きている。







2018年2月6日 セビージャ セントラル劇場
ドゥケンデ・コン・ダニ・デ・モロン
[出]〈c〉ドゥケンデ、〈g〉ダニ・デ・モロン、〈palmas〉ロス・メジス

第6回タコン・フラメンコ記者会見

ウトレーラのフラメンコ舞踊中心のフェスティバル、タコン・フラメンコ。
今年で6回目になるこのフェスティバルの記者会見が、2月6日、アンダルシア舞踊団のスタジオで開かれた。
カルメン・レデスマ、マティルデ・コラル、ファミリア・ファルーコ、アンヘリータ・バルガス、クーロ・フェルナンデスと、フラメンコ舞踊の名手たちと関係するアルティスタに捧げられてきたこの催し、今年は、マノロ・マリンに捧げられる。


主なプログラムは下記の通り。なお、他にもホアキン・グリロによるマスタークラス、またそのマスタークラスと劇場の入場券、ホテル、食事がパックになったものもこちらで販売されている。

第6回タコン・フラメンコ
2/26(月)21時15分「インティモ・イ・フラメンコ」
[出]〈b〉マリア・マルーフォ、特別協力〈b〉オスカル・デ・ロス・レジェス
2/27(火)21時15分
[出]〈g〉ラファエル・ロドリゲス、〈b〉フェルナンド・ロメーロ、〈c〉モイ・デ・モロン
[料]3ユーロ
2/28(水)21時15分「マエストロとの対話」
[出]トーク:マノロ・マリン、アントニオ・オルテガ
3/1(木)21時15分「デ・ハポン・ベンゴ」
[出]〈b〉林結花、萩原淳子、〈c〉ダビ・エル・ガジ、モイ・デ・モロン、〈g〉ミゲル・ペレス
[料]3ユーロ
3/3(土)18時30分「オメナへ・ア・マノロ・マリン」
[出]〈b〉クリスティーナ・オヨス、ホアキン・グリロ、イサベル・バジョン、アナ・マリア・ブエノ、ピラール・オルテガ、ラファエラ・カラスコ、イニエスタ・コルテス、カルメン・レデスマ、アデラ・カンパージョ、ラファエル・カンパージョ、ホセ・セラーノ、クリージョ、イサベル・ロペス、アンヘリータ・ゴメス、ウルスラ・ロペス、ヘスース・オルテガ、ジョランダ・ロレンソ、パコ・オルテガ、フェルナンド・ロメーロ、カルメン・ロサーノ、ピラール・アストラ、アリシア・マルケス、フアン・ポルビージョ、アンへレス・ガバルドン、タマラ・タニェ、ハイロ・バルール、エル・レブリ、ダビ・ペレス、フアン・テヘーロ、チョニ、林結花、萩原淳子、〈g〉ミゲル・ペレス、モリート他
[料]13~18ユーロ
[場]セビージャ県ウトレーラ 市立エンリケ・デ・ラ・クアドラ劇場
[問]www.taconflamenco.com

2018年2月3日土曜日

エスペランサ・フェルナンデス「デ・ロ・ホンド・イ・ベルダデーロ」

エスペランサ・フェルナンデスの「デ・ロ・ホンド・イ・ベルダデーロ」は、
1月31日クリスティーナ・ヘーレン財団フラメンコ芸術学校内の劇場で。

スペイン各地のペーニャで、ゲストを迎えて公演してきたものを編集して新譜として発売するというこの企画、アルカンヘルの「タブラオ」にインスパイアされたものかもしれない。アルメリアでトマティート、バダローナでミゲル・ポベーダ、ベレスマラガでアルカンヘル、レペでロシオ・マルケス、とゲスト陣も豪華。そしてここ、彼女のルーツ、トリアーナで最終回。ゲストはホセ・バレンシアとアナ・モラーレス。

ここの学校で教えていたこともあるエスペランサ。

アナ・モラーレスが白いバタ・デ・コーラで完璧な形をつなげていって踊る開幕。ペテネーラ。
Silvia Calado Fundación Cristina Heeren
2014年のビエナル、アルカサルの舞台で見せた舞台を思い起こさせる。舞台はずっと小さいが、それすら感じさせないくらい、見事な舞い。また舞台と客席が近いだけに踊り手の、腕の筋肉の動きまでしっかり見える。二の腕の緊張感が素晴らしい。
その彼女を引き立てるように、舞台の後ろに立って歌うエスペランサ。

シギリージャ、トリアーナのソレアからカーニャ、アレグリアス、マリアーナ、ブレリア…幅広いレパートリーで歌い上げる、よく伸びる声。その音程の良さ、感覚の良さ。
現在、最も人気のあるカンタオーラの一人というのもうなづける。
Silvia Calado Fundación Cristina Heeren
それを支えるミゲル・アンヘル・コルテスのギターも素晴らしく、素敵なリサイタルとなった。ぐっと痩せて男前になったゲストのホセ・バレンシアも熱唱。
忘れがたい夜となった。
Silvia Calado Fundación Cristina Heeren

 写真協力/クリスティーナ・ヘーレン財団 http://www.flamencoheeren.com